プロフィール

佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

カテゴリ

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック

QRコード

QR

千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
行政視察の効用
行政視察も様々

議員も5期を務めると行政視察として、全国津々浦々の自治体を訪問したことが思い出される。
熊本地震によって被害に遭われた熊本市やその周辺の市町にもかって訪れ、熊本城の壮大で荘厳な雄姿に魅入ったことが偲ばれる。山鹿市を視察し熊本市に向かう折に、「田原坂」に立ち寄り西南戦争で亡くなられた御霊を慰める機会を得たが、歴史の一頁を紐解くにも大変有意義な訪問地であった。今回の熊本地震で、「田原坂」の頂にある殉職者を刻した石碑は倒壊しなかったかと気掛かりだ。熊本城の天守閣の被害状況からすればと気持ちは尚更である。

東日本大震災の被災以前に、遠野市や久慈市を行政視察で訪れたことがある。遠野市は津波の被害こそなかったが、久慈市は津波の被害を受けた。遠野市から釜石に出て宮古から久慈市までの海岸線を鉄路で訪ねたが、あの長閑な海岸線が津波によって一変して15894人もの命が奪われ、未だに2561人の方々が行方不明であられることに心が痛む。行政視察中の電車のなかで、或いは駅の待合室で、訪問地の街かどで見かけた人やすれ違った人々が被害に遭われたかと思うと心が沈む。

インターネットの時代に行政視察の見直しも盛んに言われた時があった。私も情報収集が可能ならば行政視察は行く必要性を消極的に考えた時もあったが、やはり行政視察の有効性を冷静に考えた場合には、現場に赴いて先進地の都市の第一人の発想や施策手段に教えを乞うて、直に見聞しないと分からないことを、その場で担当職員から教え願う作業が、やはり必要であることを痛感する。

 全国の県・市・町・村(その殆どは市であるが)を行政視察してみて感ずることは、自治体の職員は研鑚された実績の成果や施策実施課程を、隠すことなく惜しげもなく教授願えることである。これは行政視察を敢行する上での市町村の寛容の素晴らしさと言える。ある民間への行政視察をおこなったが、「講演料」なるものを請求された。実際にこの講演なるものを拝聴したが、講演内容と講演料がどうも釣り合わない内容であった。質問をしても質問の趣旨や法的意味を解せないことでは高い講演料でしかない。時には「資料代」として請求を受けることもあるが、カラ―コピーが提供される資料の内容からしても資料代は得心するが、未だに「講演料」請求には疑義を感じるが、民間においての情報の提供は「有料」が当たり前なのだ。

行政視察の費用対効果は、行政視察を終えての、その後の個々の議員活動によって具現され、提唱されることとなる。行政視察内容をそのまま「パクリ」として論ずる者もかってはいたが、これでは議員として能がない。行政視察内容を十分に検証してみて、尚且つ有益なものであって、財源的にも文化的、或いは土壌的に我が町において可能であるか否かの検討も重要な作業と言える。行政視察は様々に議員にとっての宿題として残るものである。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:地方自治 - ジャンル:政治・経済