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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
あの夢この歌を聴くたびに
あの夢この歌を聴くたびに

少年から男子(おのこ)になる過程期に、途方もない夢を抱いて毎日空と睨めっこをしたものである。いつかこの夢を果たすために上京を心に決めた日がある・・・

中学生の折に新聞配達をして6ヶ月の月賦でギターを買い求めた。ギターを覚えるには、演奏方法を上達者から手解きを受けるか、通信教育を受講するか、市販の教則本をなぞる方法があったが、私は後者を選んで、「古賀正男ギター独習教則本」を買い求めて覚えた。吹奏楽部員であったので譜面は読めたが弦の指使いが中々分からなかった。更に教則本が古賀正男著であったこともあり、覚えた曲は禁じられた遊びではなく、影を慕いてや湯の町エレジー等と古賀メロディーであった・・・

高校生の頃、古賀正男の伝記物語のテレビドラマの主題歌で、古賀正男作曲、西條八十作詞、北原謙二の「あの夢この歌」があった。楽譜がないので耳で覚えて、何遍も何遍も繰返し弦を揺らしたものである。「あの夢この歌」は、大好きな古賀メロディーであったこともあるが、西條八十の詞が十代の私にとって、何故か心に触れるものであったからである・・・


この歳になって、You Tube で聞き直すと一入懐かしさが蘇る。名曲は時経ても色褪せないものである。北原謙二の歌声が当時は青春歌謡と思えたが、今聴いてみると何故か哀愁を誘う歌声ではないか。聞き入る程に、大志を抱いて上京したあの頃のことが、今は心の疼きとなる。上京と引き換えに今のように携帯がある訳もなく、況して住所も知らない友との消息は絶たれた。十年経って帰郷したが故郷は一変していた・・・

少年は青年となり壮年となり、老いたが今も幸いに生きている。上京と引き換えに会えなくなった友とも、いつか屹度会えると思って生きてきたが、再会することはどうも叶えられそうもない。

志しを立て上京することで、これと引き換えに、捨てなければならないことや、諦めなければならないものもあることを知った。欲張って掌にすべてを掬おうとすれば、自ずから全てを失うことを諭されたからである。そんなことはないといきがってみても、人生に長じた人の諭しは説得力がありこれに従ったが、若き日に味わった辛酸といえるが悔いはない。これぞ将に人生は一期一会と覚えたり。

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