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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
切磋琢磨
今この時こそ憲法第9条の正確な概念の把握が必要

 市議会議員である以上、安全保障関連法案の動向が気にかかります。大いに関心を寄せる必要があります。そこで学生時代に読んだ「法学教室」を読み返してみようと思いました。

 「法学教室」はご存知のとおり、法律専門出版社有斐閣から、東西一流の法学部の教授が、法律家を志す若き法学徒を対象に、「正確な概念の把握」と「テーマを設けて問題点の論点を見極める」ために、執筆された純粋な法律学問書であります。通称第1期・別冊ジュリスト8冊と、第2期8冊の併せて16冊が時間を置いて発刊されました。当時、法律の勉強会を主宰されていた先輩から読むことを勧められて、貧乏学生でしたが無理して全巻購入しました。

今回はこの16冊から、憲法第9条に関わる論文箇所を摘出して、「正確な概念の再認識」のために、書棚から引き出し読み返してみました。当時、二十歳代そこそこの私にはとて、「法学教室」は極めて難解な内容であり、何遍も読んでも意味が解からず、活字とにらめっこの時が流れました。将に頁内の行を行ったり来たりするだけでした。読んでいる内に日付が変り、FM東京の深夜放送「JET STTEAM」が始まってしまい、これを聞き流しながらも眼は本とにらめっこする毎日でした。時間だけが徒に過ぎるも、青春時代はたっぷり時間があると信じていたあの頃、時間の過ぎ去る怖さはなくも、知識を習得したい気持ちとは裏腹に、全く歯が立たない法律用語の基礎知識不足や、理解できない気持ちの焦りとの空転が交錯した苦い思い出が蘇えります。
 あれからかれこれ40年・・・書棚にあるこれらの本も歳月を経てすっかり日焼けして(黄ばんで)います。然し、頁をめくると不思議なことにあの頃のまっさらな頁が現われました・・・


 今回、摘出して精読した箇所は以下のとおりです。
○「法学教室」(別冊ジュリスト・有斐閣)掲載分として
   ①日本国憲法における自衛隊についての種々の見解を挙げ、且つ論評せよ (No.1-94頁~/佐藤功・成蹊大学教授)
   ②自衛隊の国連軍への参加と第九条 (No.3-p14~/田畑茂二郎・京都大学教授)
   ③憲法尊重擁護の義務と国民の抵抗権 (No.5-p124~/結城光太郎・山形大学助教授)
   ④憲法第九条の思想史的源流 (No.6-p19~/田畑忍・同志社大学教授)
   ⑤憲法の改正と変遷 (No.6-p86~/芦部信喜・東京大学助教授)

○法学教室<第2期・有斐閣)掲載分として
   ⑥憲法の変遷と憲法慣習 (1号p20~/川添利幸・中央大学教授)
   ⑦安保条約と憲法第九条 (5号p110/隅野隆徳 専修大学助教授)
   ⑧憲法改正の限界 (8号p118~/寿田竜輔 成城大学教授)  
    ※文中、教授の在職大学・職名は法学教室発行時を其の侭掲載しました。

 これら一連の関係する論文等を読んで、憲法第9条の正確な概念の把握を再確認しましたが、小職の一連の「改憲手続に異議がある」発言は間違っていないと確信します。改めて政府が強行しようとする安全保障関連法案の裁決は、憲法第9条の平和主義を逸脱した全く異質の憲法第9条になってしまい、これらの法の運用によって国家も必然異質な方向に歩み出す危険性を慮るとき、之は近隣諸国の信用を喪失し、我が国が亡国に繋がる暴挙であり容認することはできません。速やかに廃案にすべきものと言上します。

 閑話休題
 8月3日、参院平和安全法制特別委員会で鴻池祥肇委員長(自民)が、参考人招致された礒崎陽輔首相補佐官の「安保関連法案を9月中旬に上げたい」との発言に対し、「先の大戦の反省から衆院の拙速を戒めるのが参院だ。」と切り出し、「参院で審議をしている最中に『9月中旬に上げたい』との発言はいかがなものか。」更に「衆院の拙速を戒めるのが参院」とも「参院は衆院の下部組織ではない」(産経新聞から引用)と発言して男の株をあげたかに思えた・・・

 しかし・・・
昨今の彼の発言をみるに、所詮は、自民党の参議院の支配人のそれも支配人代行でしかなかった。結果的に彼は一世一代の歌舞伎の大見得を切ってみせただけの話ではないか。憂国の志の微塵もないただの委員長であった失望感を、国民に何と詫びるのだろうか。

 今の自民党は専制国家の態を為している。その象徴が先日行われた自民党総裁選にほかならない。どこかの国の専制君主の如き総裁選にはうんざりした。今や自民党で骨のある国士は、野田聖子代議士とその20名に満たない有志だけだ。彼女こそ憂国の士ではないか。この時期に腰砕けの石破代議士は最早宰相になる器ではない。徒に捏ね回廻す発言なり答弁は聞いていて疲れる。何故要点を掻い摘んで言えないのだろうか。全く気迫が伝わってこない政治家でしかない。国民の信頼を喪失した政治家は速やかに国会から野に下るべし。

 今、この重要な局面での市議会議員としての行動の基礎として、憲法第9条に対する「正確な概念の再認識」を行えたことは、極めて有意義な時間であったと確信します。これからも祖国の平和を守るための発言を発信し続けます。

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