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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
住めば都
都会のねずみと田舎のねずみ

先日、所用があって上京しましたが、東京の変貌振りには只々驚愕するばかりです。

思えば学生時代は・・・
○国電は各駅停車と快速(それも中央線だけ)がありました。
○国鉄と営団地下鉄・私鉄等の乗り入れは東西線だけで、後に千代田線が加わりました。
○上野駅は、中央改札口の先は信越・上越・高崎線、東北本線、常磐線の始発駅であり終着駅でした。お盆と正月は一本でも早い列車に乗ろうと、飛んで上野駅に向かつたものでした。
○三井ビルが虎ノ門に建立され、新宿は京王プラザ等高層ビルが未だ2、3棟でした。
○切符は自動販売機がありましたが、窓口も併設されていました。
○街の食堂は暖簾が風になびいていて、入り口は冬でもない限り開放されていました。
○朝夕のラッシュ時は超満員で動けない状態。電車に乗るたびに夏は汗だくとなり、ハンカチも下着も汗でびっしょとなりました。
○どの街の商店街も活気があり、知らない町の商店街を探索することはとても楽しみでした。

今浦島の私は東京が怖い!
○JR、地下鉄、私鉄の幹線は新設線が加わり、路線網は目を見張ります。電車は各駅停車もあれば、その横の線路に快速電車がうなりをあげて通り過ぎる。すばらしい技術だと思いますが、万一のときは大惨事にならないか心配となりました。
○JRと地下鉄、私鉄間の相互乗り入れは、乗客の利便を図ることを考えるとすばらしいことと感服。
○田舎者が上京して心の出発点でもある上野駅。この構内を歩いてみて嘆くことしきりでした。
 上野駅は、最早、信越線、上越線、東北本線の始発駅であり終着駅ではありませんでした。新幹線が地下の奥深い、隅田川の川底よりも更に深い場所にあって、東京行(上り)の北陸、上越、東北新幹線の列車のための、東京駅での新幹線の到着・発車、入線運行等の調整駅の役目の駅に化しました。新幹線の上下線が引っ切り無しに、到着・発車を繰返す上野駅の新幹線ホームは、始発駅独特の発車時刻を待つ情緒と時間の流れもなく、只々僅かばかりの停車時間とブレーキ音と車輛が引き起こす喧騒のなにものでもありませんでした。
○スイカを持たない田舎者の私は、路線案内図を見ながら切符を買わねばなりません。それでも、学生時代を東京で過ごした私は、この路線案内図を見ながら切符を買うのが楽しいのですが、当時と違って相互乗り入れがされた為に、あまりにも駅の数が多くて時には電車をやり過ごします。負け惜しみではありませんが寧ろ青春懐古となりました。
○食堂は小奇麗になり、あらゆる国々の料理が外国旅行をしなくても食べられると感じますが、かって溢れていた○〇軒、〇〇食堂、〇〇亭の暖簾や開放しきった庶民の飲食店がみあたりません。
○駅の階段の上り下り、駅舎の基本構造は昔の儘です。エレベーターやエスカレーターは便利ですが、却って不便と感じる時もあります。又、超満員の車輛は昔と少しも変わっていません。電車が走ると次の駅まで鮨詰め状態で身動きができません。このためにファットな私は水も飲むけど汗もその分掻きます。噴き出る汗はハンカチでは用をなさず、肌着もびっしょ。これは学生時代と一緒です。僅か2日間の滞在で、日ごろの1ヶ月分を凌ぐ歩行距離となり、足にマメが出来ました。都会は今も昔も、都市構造が極めて運動不足にはならない構造であり、半年も滞在すれば、40年前のスリムな体型に戻れるような気になりました。
○都会の商店街も田舎の商店街も五十歩百歩。活気がありませんでした。

◎あのころと少しも変わっていないのは、駅のプラットホームの幅と線路の情景です。郷里須坂駅の情景と全く同じホーム(ホームの長さはさて置いて)と、線路の枕木、線路際に生える草木は同じでした・・・

遠い昔、「都会のねずみと田舎のねずみ」と言う童話を読んだことがありますが、今浦島の私は上京するたびに感じるのは、自分は将に「田舎のねずみ」にほかなりません。気ぜわしい都会の喧騒とテンポの速さには順応できませんな。やはり今は住めば都、生れ在所が一番心が落ち着きます。これは決して負け惜しみではございません。


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