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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
のんびりのすすめ
のんびりのすすめ

久しぶりに蕨温泉に行ってみた・・・
義兄が生前の頃は、連れだってこの温泉に良く訪れたものであるが、義兄が亡くなってからはなんとなく足が遠のいた。

この蕨温泉もそうであるが、信州高山村温泉郷がすべて共通しているのは、入浴よりも入湯すべき温泉であることである。
そもそも温泉に来てシャンプーで洗髪したり、体を石鹸で泡だらけにすることに抵抗を感じる。温泉は心身を温めるものであって、じっくりと浴槽に入り、湯舟の縁でボケーとしてひと時を過ごすことが大切であろう・・・

この蕨温泉には野天風呂がある・・・
露天風呂とは違い、建物の窓枠部分がなく、雨雪が浴槽に容赦なく吹き込む設計である。建物全体が額縁の役目をしていて、遥か眼下には須坂の街がみえ、天気が良ければ遠くに北アルプスの連山が臨める雪国のいで湯である。

今5人がこの野天風呂に陣取っていた。
青年が1人、壮年が1人、高齢が3人・・・
野天風呂は外温がそのまま諸に襲いかかる。標高の高いこの温泉の今の気温は温度計で14℃である。
風呂の縁に座って3~4分もすると体が冷えていたたまれないが、この4人は野天風呂を愛する人たちなのであろうか。彼はらは一向に風呂に入る気配はない。瞑目する者、遠く彼方を見ている者、何も考えた風もなく風にあたっている老人と、てんで勝手に湯舟の縁に陣取っている。寒くないのだろうか・・・
寒さに耐えきれず、私だけが湯舟に入ってはあがりながら彼らを観察している。久しぶりにのんびりと遊山をしている私は、湯舟に入ったり出たりを繰り返しているのに、彼らは湯舟に入ろうとしない。やがて老人が徐に湯舟に入ると、体が茹であがってしまうのではないか位に、気持ち良さそうに長く風呂に入っているではないか。芯まで冷やして芯まで温まる心算なのだろうか。よくよく観察すると、私を除いて皆どちらかといえばやせていた。

十分に体が温まったので私は風呂からあがった。
温泉に来る時は、私は必ず一冊の本を持ち歩く。風呂上りに休憩室でのんびりと、さりげなくページを捲るひと時を至宝とする。休憩室でのんびりの余韻を楽しんでいる所に・・・

初老の一組のおしゃべり女性が入ってきて、大声でべちゃくちゃと喋りまくる。耳障りなトーンとテンポに閉口した。「静かにしないか!」と一喝したいが我慢して、努めて本に目を落としていたが、我慢が出来なくなり本を閉じて退散だ。

私ら夫婦はこの屋を後にした・・・

蕨温泉・信州高山村温泉郷URL


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