FC2ブログ
プロフィール

佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

カテゴリ

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック

QRコード

QR

千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
人生感意気
市民の耳や目は温かくもあり時に厳しいものぞ

9月議会定例会の一般質問が本日終えました。一般質問最終日のトリを務める議員が終える瞬間、何とも言えない解放感に浸るのは、決して私だけではあるまい・・・
今議会に私も含めて、16名の議員は各々がそれなりに資料を収集し且つ分析し、己の提唱こそが信州須坂発展のために寄与する意気込みを以って登壇するものであるが、自戒と自省を含めて書き記すこととする。

●毎会同じ内容と思える、言わば「VSOP」とおもえる手元の「万年ノート」を広げて、得意げに音読するきらいの質問者がいるが、「万年ノート」に新たに書きたした様子もないとすれば、「6月議会閉会から凡そ2ヶ月間何をしていたのであろうか」と感じる。僕が学生時代には、原論や原則を教える教科では、「万年ノート」を引っ提げて教壇に立つ先生もいたが、世情がめまぐるしく日々変化する課題を取り上げるには、「万年ノート」は役に立たない。私はこの2カ月間で収集した資料は書類ケース1杯分にもなった。全てを読破するに5日を要した。

●「委員会審査の質疑でこと足りるレベル」の内容は、一般質問として取り上げるものとは言えまい。取り上げる課題の取捨選択に各議員は一番悩むと思うが私も同様である。然し、質疑と質問は明らかに異質なものと感じる。これを防ぐために仲間と「議案の合同学習会」の場を設けているが、これを拒むとなれば何ともしがたく忸怩たる思いである。学生時代から卒業後も「答案練習会」に通った経験からすれば、当初はレベルの違いから出席することにたじろいだが、末席を汚しながらも通った経験からしても、議員である以上何歳になっても貪欲に知識を習得する意欲が大切ではないのかなと感じる。共に学習会を通して切磋琢磨する気がなくて、信頼の絆が醸成されようか。

●「然らば議員はどのような代替案があるのか、お聞かせ願いたい。」との反問がなされた場面があった。当市議会は反問権を認めていないこともあって、名指しされた議員からの答弁はなかった。質問者が救われたのか、或いは本人は自論が述べられずに悶々としたのかは分らない。然し、行政側から「一般質問は、学者等の評論の縷々発表の場ではないのではないか?」と、手厳しい指摘であると受け止めなければいけない。これは理事者も余程堪忍袋の緒が切れたものと思われる。思うに、情報収集に力を入れ過ぎ、収集情報の十分な分析或いは咀嚼を怠ると、一般質問の内容の上質化を装うためにした筈の、学者や評論家のコメントの引用が仇となり、学者のコメントの羅列に終始し、質問の本旨を見失うことが間々ある。結果的に、「この議員は情報収集能力はあっても、少しも自分のものとしていない・・・」との評価を下されることとなる。

●法手続が要件となる内容を含んだ質問は、「リーガルマインド」が質問者の下敷きにあるやなしやが露呈することとなる。平生から「法治国家」を叫んでいて、実は「法治国家」の定義を全く理解していないとなると、これは「論語読みの論語知らず」と謗られる。「法的思考」は青年時代から何十年にも亘る訓練によって得られるものである以上、この種の質問を取り上げる議員は、日頃より十分な問題意識とそれに関する綿密な調査と研究をしていないと、とんだ落し穴に落ちることとなる。

●市長以下理事者も、議員も市政が抱える課題解決に向けて日夜研鑚している。然るに公の場での「思いつき発言」の類いは、議員活動として決してプラスになるまい。本人は謙遜したつもりの発言であっても、議員の一語一句に耳を澄ましている全ての人々は唖然とし、結果的に顰蹙を買うこととなる。私も過去に何遍も「思いつき発言」の経験があるが、後になって大方は羞じることが多い。自重自重・・・

○殆どの項目は実は私の一般質問で経験したことでもあり、自戒、自省を含めてあれこれと書き綴ってみた。
一般質問は議員に与えられた、「市政を質す特権」とも言える権利行使であることからすれば、端から見ての愚考や愚問であっても、議員は一般質問として取り上げることが出来る。結論を綴れば「自分の考えたことを、自分のことばで理事者に伝える」ことに尽きる。これを怠り背伸び発言をすると、その評価は須らく議員自身に「返り血」となって返ってくることを忘れてはなるまい。
仮にも世論に立ち向かって自論を展開する以上、この位の覚悟は必要である。いずれにしても、議会中継を茶の間の桟敷席で視聴されている数多の市民の耳や目は、温かくもあり時に厳しいものである。


関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://zyusaburo.blog.fc2.com/tb.php/673-3926b90f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)