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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
諸行無常
父として母として何とする

厚木市のアパートで、幼児とみられる白骨化した遺体が見つかった。遺体は犯人の長男で当時5歳と見られる。死因は長男に十分な食事や水分を与えずに放置したとか・・・

あまりにも傷ましい極みの事件ではないか。5歳の幼児は生きていく術を知らない。偏に親子の信頼の絆によって今日の命を明日につなげることができると言える。

山本周五郎の「季節のない街」に納められている「プールのある家」が思い出される。読むほどに、無辜な少年のこれほどまでに父を思う心と、親子の情愛が記(しる)されて涙流れいずる作品である。犯人が生きて来た半生において、仮にもこの「プールのある家」を読んでいたならば、このような人道に悖る傷ましい事件は起こさなかっただろうと・・・

不憫なのは、親に見捨てられながらも寸分も父を疑わず、只管父の帰りを信じて待ちわびながら絶命した幼児である。屹度闇の中で泣き崩れ、只管父の名をや母を呼び続けたに違いない。あまりにも哀れな話ではないか。

アパートを2軒借りる経済力がある犯人が、何たる様だ。人間模様事情は様々あると言えるが、幼少の我が子を放棄し、剰え食事を与えず餓死させたことは許されない。この償いを父として母として何とする。

ところで、育児放棄の結果親の温もりも感じず、十分な食事も与えられず、就学の機会も得られないで闇に沈んでいく幼児や児童を救えるのは行政でしかありえない。このような薄幸な子らの悲劇を黙視してはならない。「子どもは国家の宝」とする法の保護精神が大切である。親から見放された幼児や児童の生命を保護することは「轍鮒の急」といえまいか。行政の能動的且つ重畳的な姿勢と機能が今こそ求められる。

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