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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
ふるさとの山
飯綱山はふるさとの山

厳寒の飯綱山


信州は北信(北信濃)の千曲川の西北に5つの山が鎮座する。須坂からは戸隠山(連山)、飯綱山、黒姫山、妙高山そして斑尾山の順で見える。戸隠山は小布施町から中野市では飯綱山と黒姫山の間に見えるようになるが、それはさて置き、この山並みが人呼んで「北信五岳」である。写真は戸隠山、飯綱山そして黒姫山であるが、須坂から見る信濃五岳が見馴れていることを差し引いても、天下一品である。威風堂々とした山並みを毎日観て育った須坂の子どもたちは、必然凛とした子に育つに最高の自然環境ではないか。

臥竜公園の一角をなす臥竜山の頂から眺めるも、はたまた須坂小学校脇の鎌田山の頂から眺めるも、「なんと美しい山並みであろう」と感動する。一日中山頂で見入っていても飽きない。先日東京で開催された「ふるさと信州須坂のつどい」に集まった、故郷を遠く離れた幼馴染みも思いは一緒であった。

山は不思議なもので、須坂の山であっても須坂からは眺望が出来ないものである。飯綱山は長野市にある山なので、然らば近くで見ようと千曲川を渡って飯綱山に近付けば、写真に写っている裾野に広がる山々が飯綱山を隠してしまうからである。将に「灯火もと暗し」なのである。名峰、名山を眺めるには、山から適当の距離が必要なのである。そして眺めた時に一番美しく見えるポイントが古来から存在することも知ることが大切である。

北信五岳は戸隠連山を除くと、離れ山のように北信濃から越後にかけて、ポン、ポン、ポンと恰も一山のように見える。この五岳の眺望は須坂市、小布施町、中野市延徳あたりの千曲川河東の山沿いがベストと言える。須坂、高山村、山ノ内町に跨る四阿山、根子岳、御飯岳、横手山、そして笠岳から志賀高原の眺めは、逆に長野市から見れば美しく雄々しい。「ずく」をやんで善光寺平の真ん中を流れ下る千曲川の土手沿いを車で走れば、パノラマが期待できて、一挙両得である考えは捨てた方がよい。名山、名峰は奥山であることを前述したが、この名山・名峰を守るかのように、裾野に立ちはだかる山々の微妙な遠近が名山、名峰を隠すからである。山は本来360度の顔を持つ。観る方向で山の形や容姿は大きく変わることは誰しもが知っているものであるが、実は意外に知らない。その例が黒姫山ではなかろうか。須坂市の南部から見る黒姫山は明らかに台形の直線的で富士山の様に見え、容姿端麗であるが、この山は信濃町に近づくと容姿が一変し丸っこい山と化する。

改めて、故郷の山をつくづくと眺めてみた。

「ふるさとの山に向かひて 言ふことはなし・・・
 ふるさと山は ありがたきかな・・・」
啄木のの詩を思い出した。してみれば、世には様々にふるさとの山があり、数多の人が「こころにふるさとの山」を抱き続けていることを知らねば独善的思考に陥るとも感じた。

然し「ふるさとの山」は世に何千、何万あろうが、やはり須坂に生れ育った私には、須坂から望む北信五岳は格別な眺望だ。これぞ郷里の誇りの名山・名峰である。この思いが郷土愛の原点と言えまいか。



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