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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 前市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
先憂後楽
平成25年6月定例会一般質問要旨(6)

4.市民の平穏な生活と財産を守るために、
(2)凍霜被害についてを課題に取り上げました。

4月21日、北信濃(北信)は百花繚乱であったにも拘らず、一夜明けた翌朝は、何と咲いている花の上に、雪の絨毯となっていました。この時期に雪が積もった記憶は、未だかって私には無い。長野地方気象台が観測を始めた昭和36年以降、今回の降雪は最も遅いらしいとのことであります。

この4月21日~23日に、果樹を中心とした凍霜害が、当初は県内で16億円であったものが(4月26日県農政部発表)が、6月4日時点では35億6200万円余(県農政部の5月末現在のまとめ)であります。

私もこの質問にあたり、井上地区、村山地区、豊洲地区、日滝地区等の専業農家の皆さんに、聞き取りを行いました。須坂新聞6月8日号には、「須坂リンゴ被害726万円」とありますが、農家の皆さんの意見を総括しますと「被害は中途半端で、共済の対象にはならない様である。然し果樹としての商品価値は最上品が期待できないことからして、収入はガタ落ちになることは覚悟している。収穫期にならないと具体的な被害の数字はあげられない」とのことであります。

とです。比較的寒冷な北信地区の被害は少なかったとの声もありますが、凍霜害は現実に須坂にも襲い、果樹農家の収穫時の減収は確かと言えます。大河千曲川流域、沖積平野は比較的平坦でありますが、扇状地は扇頂部、扇央部、扇端部の高低差が凡そ300mもあることを考えると、気温差はそこに生ずることを考えると、常に気象を頭に置かれての農業が営まれている事実です。今回の凍霜害による減収が少ないことを願うばかりです。

【追記・質問内容の追跡、6/26】報道によると、凍霜害の影響は収穫期を迎えた千曲市の「アンズ」の収穫量が、平年の1/3程度に止まり、被害額は1億800万円と推定される。農家の方々の「収穫期にならないと具体的な被害の数字はあげられない」とされた不安が、収穫期の早い「アンズ」で凍霜害が如実に示されたと言えます。

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