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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
H24年度須坂市12月議会一般質問 その4
質問4.須坂市の健全な財政を堅持するために

(1)須坂市滞納整理対策チャレンジプランについて。

①Q(佐藤壽三郎議員):収入未済額の推移と現況額について。

 A.(市長):○個人及び法人市民税は      
    年 度         収入未済額
   平成19年度末     1億4407万円
   平成23年度末     2億0265万円
   平成24年9月末    1億8164万円

  ○固定資産税は
    年 度          収入未済額
   平成19年度末     3億9033万円
   平成23年度末     4億9986万円
   平成24年9月末    4億7475万円

   ○国民健康保険税
    年 度          収入未済額
   平成19年度末    3億8328万円
   平成23年度末    4億4000万円
   平成24年9月末   4億2047万円

   ○保育料
    年 度          収入未済額
   平成19年度末       946万円
   平成23年度末       618万円
   平成24年9月末        528万円

   ○住宅使用料
    年 度          収入未済額
   平成19年度末      2693万円
   平成23年度末      2603万円
   平成24年9月末     2370万円

   ○水道料金
    年 度          収入未済額
   平成19年度末     1億1561万円
   平成23年度末     1億2437万円
   平成24年9月末       2831万円


②Q:収入未済額を市税等課目別に示してください。

 A.(市長):市民税、固定資産税、国民健康保険税については、地方税法第18条の規定により5年。保育料は地方自治法代236行の規定により5年。住宅使用料は民法169条の規定により5年、水道使用料は民法代173条の規定により2年である。

③ Q:②で示された課目の時効は一律なのか否か。

  A(市長):一律でない。

④ Q:②で示された課目について、時効中断手続き等は如何様に当市では為されて来ているのか示してください。

  A(市長):市民税、固定資産税、国民健康保険税などちほうぜいについては、督促状の送付、分納誓約書の提出、一部納付、差押、交付請求といった手続により時効の中断を行ってきている。保育料、住宅使用料、水道料金については、分納誓約書の提出により時効の中断を行ってきている。

⑤ Q: 不動産・動産、預貯金、債権を有する滞納者への滞納税の強制執行について、当市の基準を示してください。

  A(市長):滞納者について実態調査や財産調査等を実施し、滞納原因等によりランク付けを行い、納税約束や分納制約をせず納税を怠っている者で、差押可能な財産がある滞納者に対しては法に基づき毅然として滞納処分を行っている。

⑥ Q:滞納処分に拘る当市の執行停止処分の取扱い基準を示してください。

  A:執行停止処分については、地方税法第15条の7にその要件が規定されている。 
    イ)滞納処分をすることができる財産が無いとき。
    ロ)滞納処分することによって、その生活を著しく窮迫させるおそれがあるとき。
    ハ)その所在及び滞納処分をすることができる財産がともに不明であるとき。
   須坂市ではこの規定に基づき、個々の事案について滞納処分の停止調査表を作成し処分をしている。執行停止をするとは、差押等の滞納処分を行わないことを意味する。なお、執行停止期間内においても、徴収金の消滅時効は進行し、消滅時効が完成すれば納税義務は消滅します。また、執行停止が3年間継続した場合にも、徴収金の納税義務は手滅しますので、執行停止期間中に置いては毎年見直しを行い、消滅時効には十分気をつけている。今後は、さらに市としての具体的な判断基準を盛り込んだ内規等を整備し執行処分を行って行く。

⑦ Q:市は収入未済に対する甘さと杜撰さはなかったか。

A(市長):納税者にたいして、税務相談・折衝を重ね、何とか自主納付をお願いして滞納整理を行ってきている。夜間・日曜納税相談窓口の開設による納税相談の実施、一切滞納整理の実施もによる徴収を進めてきている。納税意思が無いなどの悪質な滞納者に対しては差押、換価の行ってきた。

⑧ Q:滞納税の取立ては、何カ年計画を以って処理すべき解決手法でなく、健全なる納税者への公平の観点からしても、期限の利益を失った者に対し、法に則って毅然と一斉に執行すべきものと考えるが如何か。

  A(市長):「滞納整理対策チャレンジプラン」は、5年間の目標値を定め、目標意識をもって滞納整理に取組むものであり、段階的な計画ではない。滞納者に対しては、一斉に対応を行っていくものである。ただ、生活困窮者に対しては、生活の維持や再建に配慮し、福祉関係部署と連携し対応を進めてまいる。


【一般質問の答弁から感じること】
 税の滞納問題を議員が質問するのはタブーとされております。税率を議会が議決するからですが、理由は流言飛語が飛び交う狭い田舎町のこともあり、更に田舎は「放送局」と渾名される人が余りにも多い社会だからです。
 
 税を滞納するからには、課税のルールからして前年大いに商売が繁盛したり、収益があったから、課税されるのは当たり前のはなしですが、実社会では中々計算どうりにことが運ばないのが人生です。借金返済のために先祖伝来の田畑を売るも、不動産譲渡税、市民税、国民健康保険税はたまた子どもの保育料までものが芋づるのように関係して、新たに税金の借金を負う羽目に成った事例を何度も見ています。滞納税を清算するために土地を売る、或いは相続時における家屋敷の保持のために、兄弟姉妹に財産の分与分を買取るために借金をするような人も見かけます。人生様々な生き方でありますが、滞納者は税金の何倍もの債務を負って日々悩んでおられることを税務課は知るべしと思います。

 須坂市は収入未済額は総額で12億円を抱えています。この収入未済額は不良債権であり、これを抱える該当市民の債務総額を3倍とみるか、5倍と見るか、あるいは10倍と見るかであります。債務者も債権取り立てとして比較的延滞しても緩い自治体の債権は、取り立ての厳しい悪質な高利貸にはかないません。保育料は子ども手当てが公的制度として為されていても、このような事実があることは保護者の資格がないと言わざるをえません。

 「滞納整理対策チャレンジプラン」で収入未済額が解消されることを大いに期待します。然しよくもまあ12億に上る額を貯め込んだものよと、健全な納税者はあきれ返っておられるようですが、税の見込み額の全額が納付されることはあり得ないことも事実です。更に経済が不況になれば様々の要因が惹起して更に未納や滞納は増加するものと思われます。

 更に一歩踏み込んで、コンピューター時代での納税記録は、国税庁なり須坂市は、その人が人生でどの位納税したかを記録に留めるべきです。納税額が多いときは人生も充実しているときと思えます。須坂市にどのくらいの納税を納めたかの貢献度を勘案して、市は人生の再チャレンジを支援すべきです。放蕩癖の者はさて置いて、高額納税者はそれなりに才能のある方であり、埋もれさせることは、国や須坂市にとっても損失であるからです。

答弁において「生活困窮者に対しては、生活の維持や再建に配慮し、福祉関係部署と連携し対応を進めてまいる。」答弁を得たことは救いであったと思います。議員としてこの答弁の成り行きを注目してまいります。


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