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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
登下校時に友情は育つを知れ
傘がない

雨粒がパラパラとフロントガラスにあたりはじめた。
暫くすると雨降りになったので、私はワイパーを緩速に調整した。

市街地に入ると下校時に遭遇したこともあって、歩道は雨傘が朝顔の如く咲いているようで鮮やかである。
ひらいている雨傘を数えていたら、あることに気づいた・・・。

傘を差している子が三分の一。傘を差さず濡れて帰る子が三分のニであろうか。
然し、傘を差している子は、友だちを傘に招き入れる様でもなく、傘を独り占めしている。
雨に濡れて髪の毛が光っている子もいるが、みんな平気で歩いている。
元気がいいんだなと感じながらも、なぜか二人で使用している傘が見当たらない・・・

僕が小学生の頃は唐傘であったが、下校時に雨が降ると同じ方向に帰る友だちとは、一つの唐傘(相合傘)で帰ったものであった。学生服がお互いに肩袖濡れても気にならなかったものである・・・。

近頃取り沙汰される人情の薄さは・・・
幼少のこのころから友情は根付くものなのに
信頼を培う機会を機会と感じていないのかもしれない。
人生で大切なのは人と人とのめぐりあいであることを、知るに幼すぎるのかも知れない。
邂逅はふとした出来事の結びつきでしかない。

傘の独り占めを茲で非難する気は更々ないが・・・
濡れている幼友達を思いやる気持ちが見当たらない風景である。
学校から自宅まで、雨宿りをする場所も見当たらない。建物の構造も昔と違って軒先がない。
傘を持たない子は濡れて帰るしかないのであろうか。
何かやるせない思いがしてならない午後のひと時であった。




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