FC2ブログ
プロフィール

佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

カテゴリ

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック

QRコード

QR

千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
信州南志賀・山田温泉郷
北信濃の秘湯・子安温泉

「五十肩」のぶり返しは中々しぶとい。それでも初期のあの激痛が走る症状はおだんできて、今は小康状態にあると言える。然し「万歳の動作」が出来ない。特に右斜め前に揚げる運動が苦しい。この動作は日常における駐車場での、駐車券の取り出しや支払が困難なのである。高速道路入り口でのチケットが取り出しが困難である・・・。

今日はあるところから、「子安温泉が営業している!」との話を耳にした。私は今日の今日まで「子安温泉は閉湯」されたとばかり思っていたからである。10年前の第1回「五十肩」の時はこの温泉に通い続けたものである。温泉が開湯されているとするならば「渡りに舟」である。なぜならば子安温泉は温泉と言うより「湯治湯」であるからである。早速出かけてみることとした・・・。

須坂駅から真っ直ぐに県道を山田温泉方面に9km走ると子安温泉に辿り着く。山田温泉は更に山中を2kmばかり奥まった所にあるが、何れも須坂駅より一本道であり迷わない。我が家より15分程で子安温泉に着く。

子安温泉は地元では「通いの湯治場」で通っている。膝が痛いとか、「五十肩」で痛くて腕が上がらない。はたまた筋肉通も半月も通えば不思議に和らぐ。皮膚炎にも効くらしいがこれらの症状に効くとするとやはり湯治湯と言えまいか。私も今までの人生で、三度程集中的にこの温泉に通って治して今がある。その度にこの温泉は応えてくれる。屹度私の「五十肩」もこの湯に入湯することで治るであろうという勇気が湧いてきた。そこで思い立ち子安温泉に出向いたが、かれこれ2年ぶりの女将との再開であった。受付の番台に変わりなく座っていて、お互いに再会出来たことを喜んだ。久々に入る屋家であるが脱衣所も湯舟も兎に角なつかしかった・・・・

湯口から出る透明な湯も、暫くすると酸化されて黄土色に変色する。口に含むと錆び臭くて塩辛い湯であるが、この成分が体を温めてくれるのである。掛け流しの湯の音は心地よく何故かしら心が和む。この辺りの人々は手拭一本を肩に掛けて訪ね来る。公衆浴場的温泉と違い湯水のカランやシャワー設備は無い。石鹸類も一切置いてないところが時代離れしている。寧ろこの湯治湯にシャボン等を持参するのは野暮で木偶の坊が為す所業であるが、現在人は、温泉は体を洗う所の先入観が混在するのか、自前のシャボンを持ち込むこと甚だしい・・・。

休日に野山を散策した旅人が序でに立ち寄り、タオルだけで入湯を済まして帰る様は、これぞ湯治湯の本来の姿と感じる。湯舟のあがり縁が現代文明の賜物である石鹸臭さは、湯治湯を幻滅させてしまうからである。湯治場の湯は只管静かに湯舟に入りて、湯の香を味わいながら湯に浸り温まるものと心得候え。

首まで湯につかること暫し、湯舟は波立たず只湯口からの注ぎ込む音に耳を傾ける趣きは、将に至福の心地致し候也。珠宝の時の流れを楽しむべし。「極楽!極楽」と・・・。


H2410子安温泉2


H2410子安温泉3

女将曰く「営業時間は朝10時~夜8時、火曜日が休みでぇ~す。」

関連記事
スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://zyusaburo.blog.fc2.com/tb.php/298-1258e9aa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)