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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
須坂名物味紀行
ホームラン亭

幼いころに口にした味は、歳を重ねても馴染み深いものです。寧ろ幼い時に口にしたことがあればこそ、何の抵抗もなく食べれるものもあります。

その代表がこのホームラン亭のラーメンです。独特の風味であるために、大人になって初めて口にする人たちにとっては、スープ味に癖があって好き嫌いがくっきりするラーメンですが、幼い時から口にしてきている私には、これぞラーメンスープそのものです。地域の名物ラーメンが、今やグルメ本に紹介されたり、インターネットで話題になり、世間に知れ渡ったようですが、このことはすこぶる結構なことと思います。

幼いころは、「支邦そば」と庶民が親しんだ食べ物でした。呼び名も「中華そば」そして「ラーメン」と変わりましたが、呼び名など庶民には関係ありません。変わらないのは「味」そのものであります・・・。

物心ついたときから口にしていた「ホームラン亭」のラーメンの味は、舌が覚えています。喉が覚えています。スープを匙で一口含むと五臓六腑に滲みわたります。体がなぜかしらシャッキッとします。「医者知らず」と異名がある所以でしょうか。

店内を見渡すと・・・
居ました居ました。幼馴染みがやはりこの屋の味を求めて来店しているではありませんか。屹度、私と同じ思いで幼い時と場所が上町から末広町に変わっても、惜しみなくこの屋に足を運んで来ます。生涯に亘ってのファンはこの店の味が全てです。

ホームラン亭は、須坂で数少ない「行列のできるラーメン屋」でもあり、仕草や服装からみて明らかに須坂界隈の若者ではなく、休日を利用して都会から信州を訪れた若者のようです。インターネットや人伝に名物を知って立ち寄っている雰囲気です。そんな若者が休日には多いように感じます。しれが証拠にラーメンではなく「みそラーメン」を注文しているではありませんか。惜しいなぁその店で一番の自慢は「おしながき」の筆頭に書いてある品を注文すればいいものを、筆頭に「ラーメン」と書いてあるではないか!インターネットで屋号を覚えても自慢料理を覚えてはいないらしい・・・。

一方、ラーメンオタクと言われている人は、気遣いを嫌うようで必ず一人でこの店を訪れます。席は決まってカウンターですが、カウンターの位置はこだわらず、偶然に座る席そのものも楽しんでおられるようだ。今日も明らかにオタクと思われる満面が3人。黙々と麺を口に運び、時々丼を持ち上げてスープを味わう動作の繰り返しをします。麺の一本一本を舌で転がし、スープを舌に含ませてコクを味わっている様は流石だなと感じます。スープも残らず飲み干して、満足しきった至福の表情をして席を立ちます・・・。

それぞれが、それぞれの楽しみ方をして、ひと時をこの店で過ごす。ラーメン屋の本来の姿がこの店で見れますが、一つ頂けないのが、行列のできるこの店で無粋で野暮天なのは、小上がりに陣取ってラーメンを食べ終えても、いつまでも席を立たない熟女たち。ラーメン屋をレストランや喫茶店と勘違いをしているようで、店の外に並んで順番を待つ家族連れはブーイングを浴びせる始末・・・。

ホームラン亭の味は、今は亡き父や母、兄弟姉妹・・・幼馴染みに思いが通じる思い出の味であり、成長した子どもたちと共有した遠い過ぎし日々を思い出させる味であり、場所であります・・・。

オタクと私の違い?この店の味をこよなく愛することは一緒ですが、強いていれば幼い時から食べている食文化の延長で、腹が減ればこの店に足が向かうのに対し、オタクと言われている求道者は、食の哲学をもって箸から丼、麺から出汁の吟味まで厳しく、料理研究家以上に「極めるに喜びを感じる」違いでしょうかね。

然し、理屈はさて置いて、この店のラーメンは「旨い!」



ホームラン亭のチャーシュー麺



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[2012/10/02 16:01] | # [ 編集 ]


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