FC2ブログ
プロフィール

佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

カテゴリ

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック

QRコード

QR

千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
時を越えて
 
久々に内藤国雄棋士の「おゆき」を聴いて

NHKのラジオ深夜便で内藤国雄棋士の「おゆき」が流れて来た。久々にこのミリオンセラーをとった曲を聴いた。懐かしさが込上げてきた。1976年から77年にかけて流行った歌である。してみれば35年の歳月が流れたこととなる・・・。

この歌の底には、薄幸の宿命から逃れようと足掻いても、足掻ききれない女性の虚しさと、この宿命(さだめ)から連れ出そうとする男気が渦巻く男と女の情の成果である。言わば男の誰しもが抱く願望でもある。願わくばこのような人生を選んでみたい。薄幸な女性を幸せにしてあげたいと欲する男の世界を歌いあげた歌に、世の男性は見果てぬ幻想と現実に酔ったのではないか。斯く言う私も三十そこそこの若造で、然も独身であったこともあってこの歌のような男の生き方をしたいものだと憧れたものであった・・・。

この「おゆき」は、五木ひろしの「細雪」(1983年発売)、「おはん」(1985年)につながったと言える。何れも日本男子の多くはこの歌を愛唱した。歌の底に流れているのは、秘めたる女の情念と日本男児が喪い欠けている男気の織りなす世界であるからではないかな。当然メロディと表裏一体をなしているは言うまでもない。俗に言われる演歌は、日本人の文化とも言える義理と人情としがらみの三種混合ワクチンである。

内藤國雄棋士は1100勝を越す一流棋士である。現役棋士で1100勝をあげた棋士は数える位しかいない。このことを考えても彼の棋士としての評価はゆるぎない。「おゆき」をYou Tubeで観れる限り再生してみるが、内藤国雄棋士が歌う「おゆき」が秀でている。棋士は当然和服が似合うが、彼が歌う「おゆき」が「おゆき」であって、盤上で雌雄を決する勝負師ならではの気魄と人生観が「おゆき」に乗り移り、聴く者に共鳴したものである。

内藤国雄棋士の外の曲はいらない。勝負師内藤国雄は棋士であって歌手とすれば、この「おゆき」が彼の全てを表現できるからである。後世に伝えられる名曲である。

この歳になって、しみじみと「おゆき」を聴くことは、三十代の頃と違った味わいがある。何かしら聴きながら頷いてしまう世界がそこにある。この35年の人生で男気を萎えず生きてこれたか。己に素直であり得たか。人生に悔いはないかと自らを省みるに、人生意気に感ずる生き方に悔いはなしと思う。その分の世間のしっぺ返し等はあったが、己に愧じないと思っている。男気の応援歌「おゆき」を含め、名曲とはそう言うものなのであろう・・・。




関連記事
スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://zyusaburo.blog.fc2.com/tb.php/285-6d50186e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)