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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
6月定例会一般質問で質したい事案 5
 人権尊重を育てる須坂のひとづくり

 平成23年10月に市民意識調査を実施された結果が、平成23年冊子として刊行され、更に平成24年6月広報須坂に掲載されました。

 人権侵害の現状における調査結果によると、80%弱の市民は人権侵害を受けたことがないと回答しております。この数字をこのまま実数としてみるべきかどうかですが、此の侭みるとすれば、極めて人権に目覚めた高い見識のある須坂と評価出来ますし、一方においては人権意識が鈍感である市民性であるとの評価も出来ると思います。

 何故ならば、無作為抽出4千人における回答率は悲しいかな45.7%であり、町別人権同和問題学習会に関する回答では、出席したことがない者は43.1%で、これは無関心かなと思われるからであります。

 回答者が関係ない問題と思っている10%、仕事や家庭が忙しい31.8%、出席した者でも、役員であるから出席した78.3%、関心があったので自ら出席した人は僅かに21.3%であることからしても、私が須坂市民は人権感覚は寧ろ低いと評価する所以であります。

 ②、「その人権侵害はどのようなことでしたか」については、
 Ⅰ.悪口・うわさ、Ⅱ.仲間はずし・無視、Ⅲ.名誉毀損 Ⅳ.差別待遇 Ⅴ.プライバシー Ⅵ.セクハラ

 ③、「その人権侵害はどこでありましたか」は、
 Ⅰ.地域社会 Ⅱ.職場 Ⅲ.学校

 ④、「それはどのような人権侵害だと思いますか」については、
 Ⅰ.女性 Ⅱ.こども、Ⅲ.障害者 Ⅳ.高齢者、Ⅴ.同和問題 

〇人権侵害の対応
 ①「自分たちの人権が侵害された場合、どのように対応しますか。」の問いに
  Ⅰ.誰かに相談する 54.2%
  Ⅱ.相手に抗議する 21.5%
  Ⅲ.どうしてよいかわからない 11%
  Ⅳ.黙って我慢する 9.5%

 ②「自分の人権が侵害されたと思ったとき、どこに相談しますか」の問いに
  Ⅰ.身近な人 59.8%
  Ⅱ.法務局、人権擁護委員 10.1%
  Ⅲ.弁護士等 8%
  Ⅳ.市役所  6%

 ここで問題としたいのは、「どこに相談しますか。言い換えれば、どこで解決を図りたいですかについて、身近な人では余り解決にはなりません。市役所に相談が第4位であることに私は注目しましたが、然らば須坂市はこの悩める人の人権侵害の解決にどのような手段で対応されるのかが、いささか不安が残ります。

 新聞報道によりますと、法務省のとりまとめでは、全国の平成23年度における人権侵害でいじめは過去最悪、学校でのいじめが前年度比21.8%増の3306件。18歳未満の児童に対する暴行・虐待が前年度比12.2%の865件。長野県内では、人権侵害事案は456件、(前年度比81件減)で、学校でのいじめは前年度比20件減の74件。18歳未満に対する暴行・虐待は前年度比1件増の9件とのことであります。

 6月1日付信濃毎日新聞では、昨年度の児童虐待の相談は767件あり、平成10年度の839件に次ぐものであると報じました。相談内容は、こどもが傷つくようなことを言う。子どもの前で配偶者に暴力をふるう。食事を与えない育児放棄。更に性的虐待とのことです。

 一方、労働者個人と使用者との間で生じたトラブルについて、全国各地の労働局の「個別労働紛争解決制度」へ平成23年に寄せられた相談のうち、「いじめ・嫌がらせ」に関する相談件数は、前年度比に比べて16.6%増の4万6千件で過去最高であったとのことでした。このことは須坂市の「市民意識調査」でもⅠ.悪口・うわさ、Ⅱ.仲間はずし・無視、Ⅲ.名誉毀損 Ⅳ.差別待遇 Ⅴ.プライバシー Ⅵ.セクハラの回答とオーバーラップするものであり、全国的にみても、長野労働局に寄せられた相談内容は、解雇、いじめ・嫌がらせ、労働条件の引下げ、自己都合退職であるとのことであります。

 これらの資料を付き合わせても、今回の須坂市の「市民意識調査」の集計結果が極めて信憑性の高い資料であると言えますが、問題は調査結果から導き出される課題の解決策に市民は期待しているものと思われます。

 人権感覚が肉体の健康と同等に大切なものであることが最近漸く浸透して来ました。利己主義と個人主義の違いが分かれば、自ずから人権に対する感覚が研ぎ澄まされると私は感じます。「憲法の鼓動が感じるまち須坂」を標榜する私にとって、極めてその核に位置する課題が「基本的人権の尊重」の実現の高揚にあります。更に人権擁護に関する発言を繰り返すことが法学徒の務めであると感じております。

この機会に市長の人権擁護に関する熱き思いを質したいと思います。


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[2012/06/20 10:47] | # [ 編集 ]


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