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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
箱山温泉入湯記
五十肩

「五十肩」のぶり返しで参っている。ふとした体の動作に二の腕から肩に「激痛」が走る。おだむと日常生活に支障がある訳でもないが、ふとした動作の連動による「激痛」にはとことん参る。キーボードの打ち過ぎか手首の疲労が原因かは医学に素人の私には分からない。

 温泉好きの友人から山ノ内町戸狩にこじんまりとした「箱山温泉」があることは聞いていた。連休を機会に訪ねてみることとした。中野から犬首を抜けて佐野街道で行くルートと、中野の東山焼却場脇を抜けトンネルを抜けて行くルートがあるが、須坂から行くにはトンネルを利用したほうが5分ほど短縮で来るとのことであった。

 「箱山温泉」は温泉が掘削されて未だ10年ぐらいとのことである。数ある信州の温泉としては平成に発掘された温泉は新人と言える。泉質はナトリウム、カルシウム、塩化物硫酸塩温泉と記されていた。薄暗い湯ぶねに入ってみると、実は先客が風呂の中でめい想している。もう少しでぶつかるところであった。温泉オタクが鎮座して無言で薄暗い湯ぶねで瞑想しているなどは、流石に片田舎の山辺の温泉で情緒があるではないか。泉質を確かめるために源泉を口に含んでみたが左程塩辛くはない。私も隣人同様に真似して風呂の中で瞑想することとした。

 湯は少し温(ぬる)いと感じた。入浴の客は「今日は温い。」と話し合っている。41から42℃の感覚である。温泉は少し温いを了とする。体を十分温めるには長く湯に入ること必要であるからである。

 何処の温泉に行っても、温泉通の講釈者が必ずいるが、今日も一面識もない温泉通の講釈者がこの温泉のウンチクを縷々説明してくれた。要は体が温まって健康に良いということである。私の知りうる限りの泉質知識からすれば、高山村にあった子安温泉、松代の加賀井温泉や薬師の湯と同質で、お湯が茶色であり手拭いも茶色く染まる。この解説者は、鉄分の酸化で赤くにごった湯に染まった手拭を自慢げに見せてくれた。なるほど手ぬぐいは茶色に染っていた。

 「湯ぶねには3分ほど浸かれば十分。」とある学者がTVで解いていたが、温い湯なので5分は十分に入れた。湯ぶねから出てみると、流石に温泉だけあって結構体が温まっている。風呂から出て体から汗が流れ落ちるが、これが頗る気持ちが良いものである。疲れが汗となって体の中から噴き出るような錯覚に陥らないか。暫らく為すがままに任せて亦湯ぶねに滑り込む。

 体が十分に温まったので風呂からあがり休憩室に行ってみた。休憩室はその旅館なりをさらけ出す場所である。休憩室を覘けば出す食事の善し悪しから旨味までが分かる。テーブルの葺き具合や湯呑やコップに目をやれば大方は分かるものであるが、この旅館の料理はいけると感じた。
 
 ある一家が連休を利用してこの温泉旅館に遊山に来ているようだった。注文した天ぷらそば、親子丼が彼らの御膳に運ばれて来た。匂いで感じ取るとやはり予感は正しかったが、私は空き腹を感じないので注文はしなかった。頭の隅に中野に来たからには、帰りは名代のうなぎでも食べたいと思っていたからかもしれない。

 この連休は連日温泉通いであった。温泉通いで些か「五十肩」もおだんだように感じる。今日は林芙美子の名作である「浮雲」の映画を見ながら午後は過ごしたいと思っていたが、来客があって頓挫してしまった。





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