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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
議員活動に邪なし
  
4会派による合同議会報告会を開催しました。

第6回・4会派合同議会報告会は4月26日午後6時より、シルキー小ホールで開催しました。今回は講師の都合で休日ではなく、平日の夜間開催となりましたが、凡そ20名の市民、区長、監査委員、市職員当のみなさんが参加されました。主催者として深甚なる御礼を申し上げます。

第1部は、3月議会定例会の事件決議、条例、H23年度補正予算、H24年度当初予算、3常任委員会における調査研究等での課題や争点を、レジメを作成した議員が参加者にご報告する形式は毎回同様ですが、内容がその都度違うのが議会報告会です。議会がいきものであり、行政が同様である以上、第1部の手法は今後も変えることはできません。

今井彰氏後援


 第2部は、今回はこの3月まで、須坂市代表監査委員を務められた今井彰氏に、「監査委員の眼・須坂市の財政の課題について」を演題に講演していただきました。

○ 今井彰氏の講演要旨
1.監査とは何をするのか
 ①役割と選任について:監査機関としての中立性と公正不偏を強調。
 ②範囲と対象:市並びに市に関連する全ての機関に及ぶことを説明。
 ③監査の方法と主眼:予算の執行が忠実に執行されていたかの精査。
 ④監査の種類:一般監査、検査、審査、特別監査、その他の監査の違いを詳細に説明。
 ⑤監査体制の問題点として。
  イ)専門性と独立性を活かすために外部監査委託の市もある。
    今井講師は、一級建築士による工作物の積算の妥当性や税理士等の経理の査察力についての弱さを痛感する旨の発言あり。
  ロ)事務局スタッフの充実の必要性

2.須坂市のかかえる問題
 ①須坂市が収入増の方策
  企業誘致、観光PR、若者の来る町、一過性でないものを指摘された。
 ②市税等滞納額の解消を図ることの必要性を説かれた。
      平成16年        平成23年
   市 税 3億4800万円 ⇒  7億2000万円
   国保税 1億5200万円 ⇒    4億1050万円
 ③補助金、負担金の見通しと繰越金に厳しい目を要望
 ④財政援助団体の健全経営
 ⑤その他:学校職員の時間外勤務の課題の解消を図ることが大切と指摘

3.理想とする行政
 ・市、議会、市民がそれぞれ各自の義務を果たすことの重要性
       監査機関は、諫鼓鶏(註1)の教訓をめざせ
 註1:古代中国で、天子をいさめようとする者に打ちならさせるため、朝廷門外に設けたという鼓。


【私評】今井氏は生粋の須坂人であられます。京都大学経済学部卒のエコノミスト。中部電力一筋の半生をおくられた後に、乞われて平成16年4月から平成24年3月まで、須坂市代表監査委員の重職にあられた。蝶の造形が深く自ら「蝶の民族館」を創設され館長を務めておられる。

 今まで以上に、地方分権、地方主権時代における地方自治体の財政は逼迫することは必定。必然的に監査機関の役割の比重は増す。とりわけ監査委員は人生のあがりの名誉職から専門性が要求されることとなる。私は議会から選出され監査委員を議員が兼務する規定(地方自治法第196条)は、改正されるべきであることを、随分前から主張してきているが一向に国は法律改正に動じない。改正の理由は至極である。予算審査をし予算成立に加担した議員が、議員であるがゆえに議会選出の監査委員となって、同時に自分が関わった予算の結果である決算を、今度は細部に亘って財務管理や事業の経営管理を解析する行為は、とても信憑性のある行為とか、中立性と公正不偏をと唱えても眉唾ものではないか。

このことは双方代理的行為で信義則に反するものであり、少なくとも市議会議員は疑問を持たねばいけないと提唱しても同調する議員は少ないことは遺憾である。議員の名誉職と考えている輩があまりにも多すぎる。今井前監査委員が講演の中で、全国の監査委員研修会で佐藤議員が指摘される、議員の監査委員兼任問題が論議され、このことについては早晩法律改正があるだろうと報告されたことに、私は聊かなりとも溜飲が下がった。

 今井彰氏の講演を聴きたくて本日の報告会に見えられた人もあられた。自民党、民主党、社民党、共産党による4会派合同議会報告会の出席に二の足を踏む市民も多いが、「FOR SUZAKA」のことを慮るときに、私は市議会議員は政党の柵や看板が必要とは思わない。強いて言えば須坂自民党であり須坂民主党であり須坂支部ではない。即ち、常に冠に郷里須坂を付けての感覚であり、市議会議員は市民により有益な議員活動をめざしているだけである。スケールは須坂縮尺で捉えることが大切であると思っています。

講師が指摘された「専門性と独立性を活かすために外部監査委託の市もある。」項目の税理士、公認会計士はさて置いて、一級建築士についての採用は疑義があります。一級建築士の多くは設計等をすることを業とする職種であり、監査委員になって仲間の工事積算の査察行為に期待が持てるかと言えば、それは期待が持てないと言わざるをえない。況や監査委員の報酬だけでは食べて行けないだろう。監査委員の中立性と公正不偏を保つことの難しさがそこにあります。

【四会派による議会報告会の意義について】

四会派の合同議会報告会の限界と議会としての議会報告会の違いは、後者は仮に実現したとしても本会議場での議決結果を市民に解り易く解説するにすぎないものであり、議員の有志による議会報告会は、議決に至るまでの過程での課題や争点を市民に訴えることが出来るところに違いがあります。須坂市の憲政を遠望すると、考えを異なる四会派が協力して議会報告を行う意義は、偏に民主主義政治とは公開であり、審議過程が可視出来ることの裏付けを図るものであり、市議会議員を志す諸君に議員像の課題を投げかけることによって、郷土須坂の自由と正義が保たれると人信じるからです。「人生意気に感ず。功名誰か問わん」の心意気でこれからも開催を進めます。


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