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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
鉄道の廃線は文化の幕閉じである
屋代線夢の跡

屋代線が平成24年3月31日をもって廃線されました。

屋代線存続のため、私は平成13年6月に自らの会報28号にて、屋代線(河東線)復活構想を提唱しました。あれから10年の歳月が流れました。各方面に提唱した試みも功を為さなかったことを羞じています。当時の思いを再掲致します。

【私の河東線復活構想・郷里と子孫のために鉄路を】

第1.公費を投じても、1日1往復の運行に落としても、北信の危機管理を思うとき鉄路は守らなければならない。

 長電木島線は来年三月末で廃止され、同四月からバスが代替運行されることが正式に決まった。
(信濃毎日新聞記事より。)これを単に下高井の問題と安閑としていてはいけない。河東線(須坂~屋代)が次に浮上するからである。鉄道は一度廃線されると碓氷峠の例をみてもわかるように復活はなかなか難しい。鉄道の歴史的意義や莫大な資本投下、最近は自然に最も優しい乗り物で、大量・高速輸送手段として評価されている鉄道を、単に採算が合わないからと廃止することに賛成できない。長野電鉄も大正十四年開業以来、木島駅から先を野沢温泉まで延ばすとか、JR飯山駅とリンクさせるとか、私鉄の利点を活用して駅をもっと増やすとか営業努力をすべきであった。今からでも遅くない。長野電鉄に線路を剥ぐ費用があるのならば、木島線を木島駅から新幹線が開通するJR飯山駅まで線路を延長し、中野から路面電車を走らせ住民の足とならねばならない。

綿内発須坂行


第2.河東線の須坂~屋代間についての考察。

1案 吉田からJR・しなの鉄道に乗り入れる、須坂~JR吉田~JR長野~JR屋代~須坂と信州山手線構想を実現する。これは開業当初から、先人が夢見た案でありコメントを省きます。私の案はJRには吉田で乗り入れることが従来の構想と違います。

2案 屋代~須坂~中野~木島までミニSLを復活させ、トロッコ列車を走らせる。いわばSLがたっぷり乗れるSL観光線にする。ゆっくり走る「弁慶号」クラスのミニSLと哀愁を帯びた汽笛は、必ず乗ってみたい鉄道と化すでしょう。SLはC型かB型が肝要です。なぜならば河東線は屋代~木島までほとんど平坦であるため、大型のD型蒸気機関車は不必要です。

3案 全国の現役を退いた電車を長野電鉄に集め、JBCが悶着している井上地籍5万坪に鉄道博物館を兼ねた大操車場を建設し、日替わりの電車を河東線に走らせて、全国から観光客を呼ぶ。電車・列車の博物館兼展示場兼乗れる河東線とすべきです。松代・川田・綿内・須坂・小布施・桜沢・中野・木島の各駅の引込み線には古い電車を展示しミニ列車博物館とします。

4案 須坂~屋代間はプラットホームのいらない路面電車とし、沿線住民が須坂駅で跨線橋を乗降しなくても駅前広場に出入りできるように、駅の最も東側に発着場を設けて、広場からは市営の「市内循環バス」を利用すれば、バスは低料金(一律100円・障害者は無料)で須坂の主要施設や病院に行ける。

 河東線沿線の高齢者が気軽に独りで須坂に出れる条件を整えれば、河東線は生き残れる。俄然小職が永年主張してきている「境沢停車場」が実現性を帯びることとなります。河東線も路面電車化することにより、住民は遠く離れた「最寄の駅」に行く手間が省けることとなります。名称も「チクマ リバーサイド ライン」と全国に名が売れている千曲川を冠することが必要と思います。
 
 河東線を観光線と路面電車にするメリットは、地域住民以外の乗客を狙い、専用軌道を路面電車にすることによって速度を落とすことなく駅を増やし利便性を増すことが可能であり、河東線沿線の子孫のためにも存続させる手立てであると思うからです。電車の発する音を、かの作家山本周五郎は「どですかでん」と表現した。私は「がったんごんごん」がやげて「がたごん・がたごん」と変わる表音であるが耳の違いが面白い。


◎余  談
  小職は、視察等で路面電車がある地方の大都市に出かけると、宿を抜け出してご当地の「路面電車」に乗ってみます。
 行く先も分らない電車に乗るのは最初のうちはとても不安でしたが、軌道しか走らないことを考えると土地感が無くても苦になりません。慣れるとこれほど面白い乗り物はありません。

 例えば、東京の早稲田~三ノ輪橋間の都電、高知市の土佐電、熊本市電、長崎市電、札幌市電は現役で市民権を得ていて、市民の足となって生活を支えています。学生時代に通学で乗った都電は、石畳の上を走ることもあってか、モーター音がやたらに唸り、金属音が軋んだ感じでしたが、最近の路面電車は音も静で乗り心地が極めてよいと感じます。


◎閑話休題 
 われわれが真剣に河東線の存続を願うならば、先ず沿線住民が電車に乗ることを生活に手立てにすることです。長野電鉄も住民が電車に容易に乗れるためには如何様にしたら良いかを勘考すべきです。(木島線廃線の経緯は、信濃毎日新聞HPをご覧下さい。)



第3.国家の危機管理の立場から、鉄道事業全体を慮るときに

 国は大手の宅配便業者に大都市間の流通には貨物鉄道を併用させる義務を負わせ、見返りに、国はターミナル駅に宅配業者用の荷物分別施設を提供する等をして、荷物の積み替えでのロスタイムをなくすようにすれば宅配業者もこれに応ずると思います。

 排気ガスの減少につながるし、しいては地球温暖化防止策にもなります。相乗的に貨物鉄道事業も潤う。我々は莫大な国家の財政投下がなされた結果の鉄道施設を有効に使う手立てを考えなくてはならない。利用者がいないから廃線処置で「はい!それまで~よ」では結果的に国家は傾く。鉄道の役目は人類がある限り続くものである。

 であれば子孫のためにも鉄道事業に対する流通構造機構に対する規制・共存施策が必要であると考えます。


会報28号 ・私の河東線復活構想へワープ

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