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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
政(まつりごと)とは何か
民の痛みを分かつ政策であれ

 本日福祉環境委員会協議会が開かれました。この会合の性質は正規の委員会招集手続を経ることなく議会閉会中や休会中及び休憩中に集合し、所管に係る事項その他の問題について協議する会議です。

協議の内容は、「須坂市福祉企業センターの運営について」でした。要は「須坂市福祉企業センターをこの3月で廃止したい」内容でした。

 示された廃止理由
 1.須坂市福祉企業センターは初期の目的を終えている。
 2.利用者の減少や高齢化とうによるリスク管理問題も顕著化。
 3.障害者の雇用においては、社会福祉法人等が運営する事業所の代替性に期待できる。
 4.生活困窮者については、ゆめわーく須坂やハローワーク等の機関を利用することによって、雇用機会の創出か可能である。
 とする、社会的弱者を思いやる温もりが寸分も感じられない理由付けでありました。

 然しながら、
 1.については、
 超高齢者社会に足を踏み込み、2025年には団塊の世代の人々が、こぞって後期高齢者と言われる範疇に移行する社会事情を鑑みるとき、果たして年金生活者が年金で生活が全てを賄えるとは考えられない。福祉企業センターは決して初期の目的を終えているとは言えない。県下の生活保護受給者の増加を斟酌すれば、寧ろ今まで以上に生活保護に頼らざるをえない市民が増加すると見るべきではないか。

 2.については、
 利用者の減少は偏にセンターを預かる所長の責任問題でなかろうか。仕事がなかったならば市内の企業を巡り、何とか仕事を出してもらう売り込み努力をしたのであろうか。一方、センターの存在を知らない市民に「市には授産施設としてこのような施設がありますよ」と喧伝する労を怠ってはいないか。やる気のない消極的な姿勢が「高齢化によりリスク管理問題の顕著化」の表現である。必要なのは管理能力ではなく、一人でも社会的弱者を救ってあげる気概であり、この窮状を如何に回避できるかの努力のプロセスが微塵も窺えない。福祉企業センター設置場所を勘案するに須坂市の郊外に位置する。高齢者がわざわざ里に下りて企業に勤める労苦を考えると、自宅近くの福祉企業センターで1日働ける安堵感こそ、そこに授産施設の存在意義があるのではないか。

 3.については、
 障害者の雇用においては、社会福祉法人等が運営する事業所の代替性に期待できる。このような料簡でよくもまあ福祉企業センターの設置目的に基づく施設で、福祉事業に携わっている者としての自覚の欠如でしかない。

 4.については、
 ゆめわーく須坂やハローワーク等の機関は職場斡旋機関であって、毎日通っても一銭にもならない。高齢になればなるほど中々働く場がない。況してや後期高齢者の範疇に至っては皆無である。私のところに相談にみえる市民も、「あと月3万あれば・・・」とか「あと5万あれば・・・」との働き口を求めて訪ねて来られる高齢者がおられる。福祉企業センターに通えれば、時間給であれ能率給であれ、1ヶ月1万円から10万円のばらつきはさて置いても、工賃をうけとることが出来るのである。高齢者にとってこの給金はダイアモンドや金よりも勝ものではないか。福祉企業センターを神様と思うだろう。私は高齢者や後期高齢者、或いは老いても働きたい人々、、「あと月3万あれば・・・」等の人たちのために、須坂市内に数ヶ所福祉企業センターを設けてあげる世情であると感じている。

 この度の福祉企業センター廃止或いは閉所をすることが、何か手柄を立てるような感覚で強引に推し進めようとするに映る。民間では事業の廃止や閉店は倒産したことを意味し、金融機関や取引相手からは事業者の経営手腕はゼロと評価され、今までの営業努力や人的信用も悉くなくす冷酷なものであるが、行政機関にあってはし使命を果たせたとか、代替性があるからと無責任な論理が罷り通る。

 茲にかっての海軍兵学校の五省を掲げたい。時代を超えて民の痛みを分かつ精神をもたなければならない我々公僕(議員も含む)が、日々の行いを省みるよすがとすれば、このような弱者を無視する政策は憚られるのではないか。

  至誠に悖るなかりしか
  言行に恥ずるなかりしか  
  気力に欠くるなかりしか
  努力に憾みなかりしか
  不精に亘るなかりしか





 
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