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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
急がねばならない高齢者社会対応のまちづくり
 買物環境等に関するアンケートの一考察

須坂市健康福祉部高齢者福祉課は、5日開かれた市議会福祉環境委員会委員会の調査研究で、「平成23年度買物環境等に関するアンケート調査結果報告書」を示しました。

それによりますと・・・
1.本調査の目的:恒例買物弱者の実態を明らかにすること。
2.調査概要
  1)調査期間:調査期間:平成23年5月24日~6月26日
  2)調査方法:民生児童委員によるアンケートの配布と回収
  3)調査対象:65歳以上の単身世帯及び65歳以上のみで構成される世帯
  4)調査方法:層化二段無作為抽出
  5)対象者数:1500/5502人
  6)回答者数:1397人
  7)回答率:93.10%

3.回収結果
  須坂市を上部地区以下10地区に分けて、全体と地区の世帯数を案分比例して5502人を対象とし模様。

4.調査結果の概要
  1)須坂市内の「高齢買物弱者数」は約230人から710人と推定される。
  2)須坂市内の「高齢買物弱者数」は県の推計よりも少ない。
  3)最寄の店舗より、離れていてもスパーえお利用している。
  4)「距離に不便を感じているのは、市街地である上部地区、以下郊外の豊洲地区、高甫地区、東地区の割合が高い。
  5)高齢弱者は、家族の支援と送迎サービスに期待している。
  6)買物環境が高齢者の食生活に影響を与えている。
  7)運転免許証の返納を考えたことのある人は3人に1人。

このアンケートについて、私は12月定例会一般質問で「改正中心市街地活性化法が施行されてから5年を経過する中での市街地の検証」として取り上げました。

 日本が、人口も経済も右肩上がりの時代には、マイホームを何が何でも取得したい人々の願いがありました。須坂市が都市計画法を受け入れた、これは私は結果的に須坂市の人口規模からすれば、参入しなかった方が良かったのではないかと感じるます。須坂市の市街地は大地主による所有であったこともあり借家が大部分でありました。そこで借家人は都市計画区域外で法的にも規制がゆるい東村の亀倉、夏端、東夏端、豊丘地籍、或いは高山村に宅地を求めて進出した経緯があります。市街地からの不便さは、若さとマイカーが解消してくれました。

 あれから30年・・・
 人口減少、高齢化時代を迎えた現在、須坂市の中心市街地は虫食い状態のように空き地が目立ちます。老朽化した借家を地主が取壊しをしたり、市街地から郊外に住宅を求めた結果が、かって買い物客で賑わった商店街も閑散として、平日は殆ど人影を見ないのが実情です。

 一方、須坂市の郊外に住宅を求められた方々も、子どもたちが成人になり、須坂に雇用の場がなく、止む無く大都市に就職を余儀なくされた事情から、残されたご両親のうちどちらかが先立たれたために、とても郊外で生活することは困難との実情を訴えられます。「何とかして須坂病院の近くに転居したいが・・・」、持ち家が余剰状況にある住宅市場からしても住宅の処分も侭ならない。中々難しい問題を抱えておると思います。

 前述の「平成23年度買物環境等に関するアンケート調査結果報告書」では、日常の買い物が不自由になっている「買物弱者」が市内に最大で700人いるとのことです。700人を700世帯と捉えるのかさて置いて、自宅から最も近い店まで5km以上が3.7% 5km以内が26.3%、1km以内が29.8%等を考えると、凡そ6割420世帯の市民が不便を強いられていることが読み取れます。このアンケート結果は、今後の須坂のまちづくりや福祉行政に係わる施策、生活環境や上下水道事業、消防機関等、須坂市のあらゆる部署が総合的に協議をするための下地となりうる貴重な資料であると評価します。

 須坂市の地形を鳥瞰しますと、典型的な拡散型都市であると思います。コンパクトシティーとしては、小布施町をあげることが出来ると思いますが、須坂市の行財政の運営コストを考えたとき、100年日後も、きらっと輝きを放つ文化都市須坂を願うならば、我々須坂市も本格的高齢者時代が到来する前に、コンパクトシティーを築く必要があると考えます。大都会と異なって公共交通等のインフラ整備が整っていない地方都市は、偏にマイカーの普及が都会並みの快適な生活を支えてきました。高齢になることによって運転も儘ならない状況に陥れば、「買物弱者」が俄かに社会問題になることは、実は予想された話ではありませんか。

 これらの課題を解決するには、如何に中心市街地に居住を回帰させるかが大きな課題ですが、これを乗り越えた全国の自治体こそが輝きを増すことが出来ると確信しています。須坂市が総力を挙げて取り組まなければならない課題です。



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[2011/12/06 22:22] | # [ 編集 ]


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