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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
故郷は緑なりき 24
信濃の誇り 北に犀川・千曲川、南に木曽川・天竜川

岐阜県と長野県の県境には飛騨山脈があります。この山脈の岐阜側の斜面に湿った空気が当たると上昇気流が発生し、雨雲を生み出し、岐阜県側に甚大な豪雨が遅襲います。この雨雲が山脈を越えた場合には、飛騨山脈を挟んで長野県側も同様の豪雨となる。今回の岐阜と長野の豪雨は飛騨山脈の地形的結果がもたらした災害と言われています。

長野県は縦に長い県です。分水嶺は塩尻あたりに位置します。これを境に太平洋に流れ込む木曽川、天竜川。日本海に流れ込む、姫川、関川、千曲川と分かれます。ところで千曲川は、犀川(梓川、奈良井川、穂高川、高瀬川が松本市で合流)と、佐久を源流とする千曲川が長野市川中島で合流し、河川名は千曲川と変わりませんが、一気に水嵩が倍増し、善光寺平の長野市、須坂市、小布施町、中野市、飯山市、木島平村、栄村を流れて、新潟県に流れ込み、河川名を信濃川として日本海に注ぎ込む、日本一長い大河です。

北信の河東区域にある須坂市、高山村、山ノ内町、栄村は群馬県・新潟県と県境が接します。県境には越後山脈が横たわり、この山脈の稜線が分水嶺です。山に降った雨水が稜線状で群馬県側に流れ落ちると、利根川を経て太平洋に注ぎ、長野県側に流れ込むと総ての谷川の水は千曲川に流れ込み、日本海に注ぎます。

中信地方(松本、大町地方に横たわる飛騨山脈:通称日本アルプス)、東信地方(佐久地方に横たわる関東山地)に降った雨は、姫川を除いて北信(善光寺平=長野盆地)の千曲川に流れ込みます。

節度ある河川の流れであれば、農作物に恵みをもたらしますが、豪雨となれば堤を破壊して暴れ狂い、時には人命を奪い、田畑を流し、市街地に濁流が洪水として押し寄せれば、家屋を破壊し町並みをズタズタにしてしまいます。

長野県は古来より台風シーズンに限らず、梅雨時期も県内の4大河川が暴れ狂い甚大な被害を被る歴史の繰り返しです。「千曲川は源流の佐久から、信濃川として日本海河口の新潟まで、通しで国が管理すべきだ。」と、私は昨年の第19号台風の際に一般質問で提言しました。理由は河川維持のための巨費は、国でなければとても賄いきれないからです。

県知事の同趣旨の提唱と相俟って、国も漸く動く気配をみせています。一括管理と言っても様々な歴史的経緯や事情が障害として要望を阻みますが、人命第一を慮るならば将来は屹度、千曲川・信濃川は国の一括管理下になることゝ信じています。

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