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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
政治の喫緊の課題
 政治の喫緊の課題


人は様々な人生のドラマを負って日々を過す。生涯に亘って「幸福」を送れる人は稀である。況や幸福とは何ぞやと問うた場合に、一概に「福貴」だけで論ずることはできないが、然し経済力こそ人間社会の根底に根ざすものでもある。換言すれば「豊かさ」の問題であるが、価値観が多用化した現代であればあるほど難しい。

幼少期の一様に不安のない生活であろうことも、実は幼少期から貧困に耐え忍ぶ生活を強いられることもあろう。家庭事情が一番の要因と思えるが、一家の稼ぎ手である父親が病弱であったり、事業に失敗したり、或いは失業と、今思えば様々な事情が私が育った界隈には満ち溢れていた。然し、大人社会を全く知らない幼い私であった。ある日突然に幼馴染一家が街から消えてしまうこともあった。事情が解せない故に只々何か空しさを感じてならなかった。この町を親の事情で負われた幼馴染は、果たして健やかに成人になり、豊かな人生を遅れたのであろうかとつらつら感じる。

あれから半世紀が過ぎた。大人社会を十分に知り尽くし、倒産や破産の悲惨さを法律事務所に籍を置いていたこともあって、一般人よりは真近で見聞した体験からすればこれは筆舌に尽くし難い。

この不幸にして倒産や破産した人が、再興しようとする闘志が蘇ったときに、市民や行政が手を貸すことが出来ないだろうか。商才や企画力、或いは技術をこのまま埋もれさせるには惜しい人を私は何人もみているが、一度の信用の失墜はこれを中々許さないのが世間である。

某人が私を訪ねて見えた。かっては地方経済の一翼を担う程の御仁であられた。このまま埋もれさせては本人の無念さよりもわが町の損失と考えて、私は出来る範囲で手助けをしようと考えている。やる気のある人に再興に機会を行政の手助けによって叶えられるならば、これは結果的に温もりのある政(まつりごと)に合致する。

議員は受ける陳情を全て叶えるようにすることはまず出来ない。然し一縷の希望を託して議員に面談を求めてこられる人の訴えを真摯に聞いてあげ、ベターなアドバイスをしてあげなければならないと思っている。こんなときに青春時代に法律を学んだこと。二十歳代を国家試験を目指して過した日々。夢破れて行政書士や宅建取引主任者の資格を取るために、国家試験科目以外の法律を独学したこと。糊口を凌ぐために実務者として行政書士や不動産取引業に携わってきた経験が、今になって漸く生きている。

人生の金回りが良い悪いは波がある。時代によって社会の仕組みが変わり、流通のしくみが変わるとどうしても仕組みからあぶれた人々が締め出される。時代に乗り遅れた人々を如何に救済するかが、現下の政治の喫緊の課題でもあるが、では市議会議員が何かできるか大いに悩むところである。江戸後期の大坂奉行所与力大塩平八郎の思い煩いも痛いほど分かる齢(よわい)になった。「虞よ虞よ汝を如何せん」と嘆いた項羽とは相容れないが、憂える気持ちは相通じるものがある。





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[2011/10/11 06:59]