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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
弱音に負けてたまるか
習慣の怖さとありがたさ

夕飯を食べると眠る習慣は、実は二十歳代に努めて身につけたものである・・・
二十歳代は学生時代も通して、余程のことがない限り原則的に生活パターンに変化はなかった。事務所で事務をこなし午後6時事務所を退出。帰宅途中に定食屋で夕食を済ませる。帰宅後に銭湯に行き、湯舟で好きな歌を唄ってリラックス。明日の用意をして21時に就寝して午前零時に起床。4時間深夜に国家試験の受験勉強。午前4時に再就寝し午前7時に起床。8時50分先生のもとへ
この生活パターンは、生涯に亘っての私の基となった。何かに挑戦するときの原動力は、先ず継続できる生活パターンと学習時における集中力できる空間と机(身の回り環境)、然も書斎に寝る所がないのが好条件。この最小必要環境があればこそ目的が成就できるものである。畳敷きの机に座って学習するといつの間にか睡魔に襲われて横になってしまう。この怠け癖や横着を回避するために、無理しても書斎の椅子に座り、眠くなって椅子から転げ落ちても踏ん張る・・・

市議会議員になって、過去20年に亘る議員活動で乗り越えて来れたのは、思えば年4回の一般質問(数えると20年で94回)の質問原稿の推敲や、上程された議案に対する調査・研究、更に議員活動のまとめとして、毎月発行してきた議員活動報告は今月号で数えて242号となる。これらを恙なくこなしてこれたのも、毎日の生活パターンと生活棟とは別の書斎があったからだと言える。様々な思考やアイデアは、己一人が独占できる空間と、相応に対処できる書物や資料等、コピー機、電話やFAXの器機、PCに関する機器等が、手の届く範囲に全てあることが、昼夜を問わず思いついたときに、思考を文字化すことを助けてくれたと言える。

さて、生業の行政書士資格は国家資格であるが故に、国民の要望によって時代と共に資格に付与される内容も変わってきた。40代半ばに入国管理に関わる申請取次業務が加えられ、この業務を手掛けたい行政書士は、東京の武道館で試験を受けることとなった。試験が午前中あったため、都内で前泊して翌朝会場に赴くと、何と場内には全国から数千人の行政書士が試験のために来ていた。数千人が一堂に会しての試験会場は驚きであった。首尾よく合格したが寧ろそれからが大変だった。実務研修のため定期的に上京して研修を受講せねばならなかったからである。受講料、電車賃、前泊を東京都内でしていないと、午前中からの研修に間に合わないのでホテルの宿泊代と予想外の出費に些か閉口したものであるが、二十歳代は東京暮らしであったこともあって、上京することは一向に苦にならず、東京の空気が吸えるのが楽しみであった。

更に齢(よわい)古希を迎えんとするに、行政不服審査法等の改正に伴う、特定行政書士の資格創設とその審査に対する受験勉強が求められた。必然このために一定期間集中して学習をせねばならない。齢を考えてこの資格を受験しようか躊躇したが、行政書士に関わる資格である以上、新設された資格の受験に対する闘志がメラメラと燃えた。この道を生業にする以上回避することは許さないと思っているからである。これも二十歳代に身につけた「生活パターン」と、学習に対する集中力が役だったと言える。

思えば、三十代で所帯を持ち、糊口を凌ぐために行政書士を開業したが、行政書士を生業にすることは、常に業務に必要な第一線級の最新情報と要求される資格を取得しなければならない。行政書士の世界に身を置く以上は、時代の変革に対応して課せられる難題に食らいついて行く覚悟であり、決して老いを理由に尻込みするを愧じる己でありたいと思っている。この思いは議員活動と将にオーバーラップする。なぜならば議員活動は将に全ての行政法分野にまたがるものであるからだ。議員活動は特定行政書士が求められる分野と合致すると言える。

最後に記するを忘れてはいけないことは、わが議員活動、行政書士事務所運営の須らく背後には、女房殿の私設秘書兼補助者としての協力が、陰に陽にあることは事実であり、これを斟酌すると如何せん頭が上がらない。

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