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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
東京は東の空の彼方に
友垣との思い出は一夜で語り尽くせぬものなり

この齢(よわい)を数えると、友は櫛が欠けるが如く黄泉の世界に旅立ちぬ・・・

古希の身で振り返れば、人生の凡そ十年を、其れも二十歳代に過ごした東京時代があればこそ、曲がりなりにも今の私があることを思うとき、東京で過ごした日々は何事にも替え難い思い出がつのるものである・・・

都落ちした三十路の初めはころは、東京が恋しくて、東京に帰りたくて仕方なかった・・・
歌手松島アキラの「湖愁」ではないが、「東京は遠いかの峰の・・・」と、東京に連なる山脈の東の空の彼方を見つめては、己の志の萎えるを口惜しく感じたものだった・・・

在京の友となた彼は、帰省すると必ず我が家に顔を見せてくれた。帰省して貴重な時間を我が家に訪ねて来てくれて、暫し一局の手談に付き合ってくれた友とも、今はもう会えないことが何より辛い・・・

ある年の盆に「割烹なる場でゆるりと飲みたいものだ」と話が弾み、須坂で名代の割烹に出向いて、盃を干したことも今は遠い思い出だ。あの時飲み交わした割烹も今はなく、酌をしてくれた「綺麗処」も今はこの町にいない・・・

作曲家船村徹の「男の友情」を聴きながら、共に志を得て上京し、青春時代は夫々の学舎で知を積み、壮年時代は互いの行く末を気遣いあった日々が懐かしい・・・

されど、椿の花弁が落下するが如く、突然に黄泉に召された友よ・・・
俺はお前の無念さの分もと欲をかいてさ、今日も老骨に鞭あてて頑張っているぞ。


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