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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
母の慈愛は無償である
逞しさの原点をみた思いである

温泉で髭を剃っている時である・・・

小学生の2、3年生の児童が兄と連れ立って入ってきて、弟の児童が私の隣のカランに陣取った。
見ると、タオルを携えておらない様子だが、いきなり頭髪を洗い始めた。その洗い方の雑なことこの上ない。
次に・・・ボデーシャンプーを掌に取ると、何と体に手についたシャンプーを塗りつけ、手で全身を擦っている。そして、シャワーで洗い流して、これで終わりであった・・・
時間にしてほんの僅かであった。
タオルを携えていないので、当然、髪の毛はぬれねずみ状態であるが、本人は一向にお構いなしだ。

脱衣室で私はバスタオルで体の水滴をとっていると、例の兄弟があがってきた・・・
兄はタオルで体を拭いているが、タオルを弟に貸せる気配は更々ないようだ。弟はびしょ濡れの体をどうするのか興味があったので観察していると、何と大型の扇風機の前に立って、体を乾かしているではないか
この児童の逞しさに、私は唖然というより感動した。
この子は大きくなった時に、屹度使える人物になるぞ

救いは、ロッカーが父親と共用であったのか、ロッカーの中に小さなリックがあり、この中に彼の着替えが詰め込まれている中から彼は、洗濯された下着を引き出しては着ていたことである。母親の心づくしの小さなリックの中味が、この子の大きな心の拠り所であるような気がした。

何時の世も、子と親の絆の糸は結ばれている。まして母の慈愛はこの子が成人になるまで、恰も空気のようにその存在は分からないものであるが、成人になった時に初めて気が付くものなのかもしれない。無償の愛情とはそのようなものであると感じる。この子はこの母に見守られている限り、真っ直ぐ成長するであろう・・・

何か清々しさを感じた・・・




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