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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
ならぬものは ならぬ 12
往生際が悪すぎる

24日のTVで放映される「衆議院予算委員会の閉会中審査」は、国民が注目する一コマ一コマであった。
首相が発言すると、取り巻きの大臣は申し合わせた様に頷く。何とした予行演習の成果ではなかろうか。明らかに学芸会の如くシナリオとおりの筋書きの運びであった。

然し・・・
世の中には、「蓋然性」という、永い歳月の中で培ってきた評価があることを、政府・与党のお偉方の面々は忘れておられるようだ。蓋然性と信憑性は相対関係にあることは周知のとおりである。

一見辻褄があっている答弁であるようだが、冷静に答弁をズームアウトすると、実は辻褄がズタズタに切れていることが推測される。よくもまあしゃしゃと、嘘を押しとおせるものと感服する。真実なのは、首相が強調する「首相と加計氏とはご学友」であるということである。百歩譲って坊ちゃん育ちの安倍首首相が抱き信頼を寄せている加計氏は、総理が絶対的信用を置けるに値する人物であるかの評価を安倍首相は下さねばなるまい。加計学園を経営する加計氏は実業家であり、安倍首相との絆を良いことに、至るところで「安倍とは親友」をちらつかせてきた、実は強(したた)かにあらゆる手段を講じても、自己の利益につなげる政商とは思えないか。役人や政治家が一番距離を置かねばならない御仁とも言える。

政権与党のあからさまな見苦しい身内の庇い合いを、国民は果たしてどのように捉えたであろうか。これが結果的に隠蔽や共謀・謀議の術策を用いても、仮に国家戦略特区を大義名分とした「加計学園」ありきの獣医学部新設であったと立証されれば、政府・与党は粉砕してしまうだろう。国民を欺いた責めは重いものとなる。

世は映像だけでなく、ICレコーダーがポケットの中でONされれば、ものの見事に会話のやり取りが録音される時代である。今治市の職員が首相官邸で柳瀬唯夫経済産業審議官(当時、首相秘書官)と面会した事実を柳瀬氏は「会ったという記憶はない」と答弁で断言した。彼は前文科省事務次官に「首相が言えないから私が変わって言う」と首相に成り代わり代弁したと名指しされた張本人であるが、これら一連の発言が将に「蟻の一穴天下の破れ」である。

今治市職員とは「会ったという記憶はない」この発言は、市職員のプライドを逆なでする発言にほかならない。公務で四国くんだりから遥々上京し、首相官邸を訪問、更に首相秘書官と面会した記録は首相官邸が記録を破棄したとしても、今治市には職員への旅費の支弁とともに、彼らが記した「復命書」がきっちり公文書として残っていることを、柳瀬氏は頭になかったのであろうか。首相に不利な発言をっすれば、役人の栄達は悉く摘んでしまう、役人の悲哀を慮っての答弁なのであろうが、虚言を棺の覆いとともに封印される人生を選ばれたのであろうかや、今の世では史実は後年屹度暴かれ、決してこれを美談とは決してしまい。子々孫々に言い知れぬ口惜しさを残すこととなる・・・

国家ぐるみの隠蔽工作が、突然樽のタガが外れるがごとく、露呈される日が近いと感じたのは、今日の国会中継を見ていた多くの人が感じたことではないかな。自民党政権は国会が解散されない限り続くと思われるが、総理大臣の座は据替しなければ国民が納得しまい。8月に予想される内閣改造どころではなさそうだ。宰相の器が問われていることに、どうも総理は気づいておられないようだ。政治家にとっての友人との交わりは一番難しいものであるが、落選時に知遇をえた首相の側近も今になってみれば伏線かも知れない。



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