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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 須坂市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
ならぬものは ならぬ 7
 
メッキが剥げつつある加計問題・文科省と内閣府不一致

「総理のご意向」と虎の威を借りた側近が勝手に解釈して、文部省に指示を下したのか否か、往生際の悪い内閣府の総理の腹心の恥晒しは、今更になって慌てふためくも、然しあがけばあがくほど、国民の目には「メッキが剥げつつある」としか映らない・・・

「岩盤のように堅い規制」と表現されるが、「堅い規制」を一体誰が作ったんだと言いたい。国権の最高機関に列する国会議員が作った規制ではないか。制定した規制の内容が時代にそぐわなくなり、国民のため・国益のために弊害をもたらす規制になってしまったものであれば、法手続きを踏んで法の改正をすれば足りる話ではないか。国会でそのような論議もなく、「総理のご意向」で「岩盤のように堅い規制」も如何様にでもなるとすれば、それは法治国家、議会制民主主義国家と全世界に唱える日本の信用は失墜し、もはや三権分立も瓦解した国家に成り下がり、信長時代の専制独裁国家となってしまう。

国家戦略特区なる取り仕切りは一体何なのだ。担当大臣が言う超法的措置を以て「いずれのプロセスも関係法令に基づき適切に実施している」うそぶく感覚が片腹痛い。「岩盤のように堅い規制」など本来はあり得ない。前述のとおり、国民のため・国益のために弊害をもたらす規制であれば、国会でこれを話し合って法改正をすれば足りるものである。「不磨の大典」と崇め奉る法律は現代の日本にはあり得ないと知れ。法改正の手続きを踏まないで、「総理のご意向」が罷り通る国家にしてはいけない。

ひとたび制定した法律は、その「事業の実現のために、強権的に適正なる法手続きを以てしても打ち破ることができないもの」を、「総理のご意向」を錦の御旗の如く振りかざし、大臣や官房副長官が「虎の威を借りた狐」よろしく権威を振り回せば、法に則って許認可を下す行政官は、「虎の威を拒絶」するだろう。これこそ「行政官としての一分」にほか何らない。

してみれば、地方創生担当大臣の「関係法令に基づき適切に実施」発言や、内閣官房副長官の「獣医学新設を要望していた大学を排除するために「条件を修正するように指示していた」文科省宛のメールの発覚は、将に「総理のご意向」を裏付けするものであり、結果的に総理に責任が波及することとなろう。

国会は閉幕したが、行政手続きに不正疑惑が燻ぶる以上、加計学園の建設中の学舎の工事は早急に差し止めする必要がある。最早、司直の介入を以て国民が抱く不正疑惑をはっきりさせる段階にあるのではないか。総理の権力を以て「臭いものに蓋をする」強権発動は許されない。総理自身が聊かも曇りなしとすれば、自ら「泣いて馬謖を斬る」思いを馳せ、遠き時代に諸葛孔明が断じたように「丈夫(もののふ)のけじめ」をつけて欲しいものだ。

かって目まぐるしく変わる総理大臣の椅子に非難がでたが、あまり長すぎる政権の弊害も囁かれるようになった。あまりにも最近は総理の虚像と実像が取り沙汰される。議会制民主主義に馴染まない政治家は、到底国民の支持は得られまい。



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