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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 前市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
寒の戻りに負けるな ふっくら雀
ふっくら雀

2月も後半であるにも拘わらず、信州は連日寒の戻りで雪も舞う・・・
根子岳も雲に包まれて見えない翌朝は、白銀が鮮やかに蘇った姿を現す・・・
この冬の1月26日、四阿山、根子岳の山麓に位置する、菅平高原が日本一寒い氷点下 27 度 を記録しました。

書物によると、四阿山、根子岳、奇妙山、浦倉山はかっての火山の外輪山であり、火山が鎮まった後に外輪山内は火口湖となったとある。更に大昔に奇妙山と根子岳の外輪部分が地震か地殻変動で崩壊して、火口湖から流れ出た水は山肌を削り米子渓谷を形成したらしい。火口湖は空になったが釜は保たれ、外輪山内側に流れ込む雨水は火口跡の底に集まる。地図上にはあちこちに滝の記号が記されており、沢筋の水が数多くの滝となって噴火口跡の底に流れ落ちる。不動滝や権現滝以外に大雨の時に出現する黒滝等多くの沢の水を集め米子川となり、百々川となり千曲川に注ぎます。
(須坂市と千曲川を挟んだ高台の町、飯綱町にある国際CCから根子岳を望むと、鮮やかに四阿山・根子岳、浦倉山、奇妙山が外輪山として尾根が円形で結ばれている形状を確認することが出来ます。)

四阿山・根子岳、浦倉山の冷気は、山麓を下ると菅平や群馬県の嬬恋村へ。一方、火口跡の底に下りた冷気は「四阿山おろし」として、火口が崩壊した米子口から、容赦なく米子川渓谷の川底を伝い亀倉の夏端地籍を掠め、百々川を下り千曲川に流れ込む。壮大な白龍のお出ましである・・・

2月も立春を迎え、日毎に暖かくはなりつつも内陸気候独特の「三寒四温」の繰り返しが、少しずつ春を呼び込んでいるとは感じるが、然し須坂も寒い!

閑話休題
我家の梢に雀が餌を求めて集まる。どの雀も羽毛を一杯に膨らまして梢に掴まっている。この様は「ふくら雀(ふっくら雀)」と表現することを私は知らなかった。寧ろ、「なぜ雀は寒いとまるまる太った格好をして、まるで蜂屋柿かだるまさんが梢にぶら下っているんだ」と不思議に思って毎日見つめていましたら・・・
「雀はね、寒いと目いっぱい羽毛を膨らませて、羽毛の間に空気を入れて寒さを凌ぐんだよ。」と女房が教えてくれた。

なるほど合点
それにつけても、雀たちは梢に掴まって一日中を餌を求めて過ごすが、何と足の握力がすごいではないか不安定な格好でも長時間同じ姿勢を保つことが出来るとは、我慢強いこともさることながら、天性の習性とはすばらしいと感服仕切り・・・

朝と夕方の女房の餌の施しを、今か今かとじっと寒さに耐えながら待つ雀がいじらしい・・・
いつの頃からか、我が家の梢に飛来し梢に止まる凡そ30羽の雀は、四季を通して我が家の家族と言える扶養家族で構わないが、小生の愛車の屋根にかまわずフンをすることだけは止めて欲しいものだ。日本語で諭しても解せない雀に言っても仕方ないが、どなたかすずめ語を囀ることができるご仁でしたら、「この屋のご主人様の大切な車の屋根でフンをしない。フンは梢で済ませなさい!」と、どうか我が家に飛来し朝から夕暮れ時まで係留する雀に躾けを賜りたい。

今朝もまた ふっくら雀が ご愛嬌  梅柿



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