とりわけ為政者の傍若無人は許されない ウクライナは主権国家である以上独立国家であり、ロシアの植民地ではありません。 隣国ウクライナに、ロシアが自国の独善的な思惑と強大な軍事力の威力を以って、主権国家たるウクライナに土足で踏みこ込むことは許されません。これでは国盗りであり国家が侵す略奪行為です。
ウクライナは一夜にして、国民の平穏な生活が破綻し、命さえも奪われる戦争行為ではありませんか。あってはならないロシアの主権国家への侵略であり、且つ冒涜行為であり、これを許してはなりません。
弄られたウクライナの人々の心に、「リメンバー2022」の情念を将来に亘って抱かせるような、核をちらつかせる卑劣な行為を、ロシアは大国の矜持として、してはなりません。こんなことをすれば悲劇は悲劇を生み、消し難い憎しみを抱かせ、このことは両国民の、民族の悲劇となります。
不法侵入が個人であれば警察が介入し、国家がその償いを司法権で解決できますが、被害者の親族にとっては、犯人が罰せられたとしても、決してすべての解決にはなりません。
ところが、ロシアによる侵略行為に対する国連の機能は、5大国の拒否権行使の前に全く機能しません。国連の機能の無力化が指摘される所以です。国連は口をつぐむしかないのでしょうか?
狐のような狡猾な悪知恵と狼の獰猛さを備えた狂人は、歴史が示すように、忘れた頃に登場します。独善と偏見に満ちた「大義名分」を正論と唱え、己の邪心を振りかざすではありませんか。その結果、無差別に多くの何の罪も無い人々の命が奪われます。況してやウクライナと祖先が同じくする民族であると主張するならば、同朋同志が命の奪い合いをすることは回避すべきです。
国連は全くあてにならない! 何としても、国際世論の叡智と平和を希求する要求の叫びによって、直ちに殺戮による流血行為を止めるべきものと思い年ます。
所詮は人は永劫生きられるものではなく、政治権力は期間を以って国民から与るものであることを忘れると、あがきをするに陥る生き物と言えます。最早老害であってこれを押し通すと、とどのつまりは必ず亡国に繋がります。 為政者たる心得は「民から与った政治を行うに、民を泣かす易れ。民の心をなぶる易れ 民の命を奪う易れ。」に尽きます。
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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済
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