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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 前市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
思い出との乖離
思い出は楽しく美しい

思い出は、楽しかったことはいつまでも忘れずに残り、悲しく切ないことや、余り褒められなかったこと等は、都合よくすっかり忘れるものである・・・
小学校時代の体操の授業での鉄棒の思いでは、余り褒められなかった。腕力がもの言う「逆上がり」は苦手であった。最後の一押しの「鉄棒に腹を滑らせながら鉄棒に体を回しながら押し上げる」コツが、中々難しかった・・・
そして、鉄棒の高さが何とも言えない高く感じ、恐怖感をいたくものであった・・・

議員になって、何かの用事で母校の小学校に足を運んだことがあった・・・
小学校の頃が思い出され、難問の鉄棒の前に立ってみて、「こんなに低かったのか」と驚いたものである。
鉄棒にぶら下がり、体をブランコさせたが、逆上がりをすることは出来なかった・・・

今日は久しぶりに、ラーメンを食べたくて街に出掛けた・・・
スープを口に含むに些か違う。少年時代、高校時代に口に含んだ味ではない。
麺を食べ終えての感想は、違うように感じた。
私は、ふと、小学校の鉄棒を久々に掴んだあの日の心境に何故か近い思いをした。
思い出の中で増幅されていた味覚が溶解していくのを感じた。


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