平成29年度 会派 無所属クラブと日本共産党合同行政視察報告 (1)期 日 平成30年3月26日(月)~27日(火) (2)参加人 無所属クラブ 代表 佐藤壽三郎 北澤 雄一 日本共産党 代表 久保田克彦 竹内 勉 (3)視察目的 1)浜松商工会議所 平成30年3月26日(月)訪所 ① 研修内容 イ.大型店影響調査について ロ.大型店の進出が売り上げ減少の最大要因となった。 ハ.大型店進出で最も脅威と感じる業態。 ニ.大型店対策について。 ホ.これからの中小小売店の姿について。 ヘ.総括、質疑&応答 ② 説明人 浜松商工会議所 理事 杢屋 英雄 氏 浜松商工会議所 商業観光課長 伊藤 規晃 氏 ③ 視察評価 「大型店出店に伴う地元小売店への影響調査報告会」に先立って、浜松市地域における商業の現状と課題を分析・把握し、今後の経営支援事業を進めるうえでの有効な資料と知るために、アンケート調査を実施され、これを取りまとめた資料と更に作成された調査概略書に基づき詳細な説明を賜った。 大型商業施設は、ここ浜松市では優に10店舗でうりば面積は281,875㎡もある。小売店の売上減の要因は、①大型店の進出。②景気の低迷、③少子高齢化。④商店街の集客力の低下が読み取れる。 商工会議所に寄せる期待については、中心市街地と郊外の小売店では期待の内容に違いがあることも窺える。 ◇中心市街地の店舗では、商店街イベントに対する支援。行政への意見要望活動強化 〇郊外の店舗では、売上増セミナー。専門家による店舗診断。 ◇・〇の共通の期待として、事業資金斡旋、流行に関する情報提供・セミナーの実施。インターネット販売支援等であった。 ◎商工会議所の使命が、今大きく問われている。会員は商工会議所のリードに大きく期待し、更に商工会議所を通しての行政の支援を仰ぎたい実態も今回の視察で窺えた。 2)岡山商工会議所 平成30年3月26日(月)訪所 ① 研修内容 イ.市街地「商店街現況調査」の実施分析について ロ.「魅力ある店づくり支援プロジェクト」の実施について。 ハ.「商店街等中心市街地商業活性化研究会」の設立について。 ニ.「表町商店街空き店舗実態調査」実施結果について外。 ホ.総括、質疑&応答 ② 説明人 岡山商工会議所 理 事 須々木俊彦 氏 岡山商工会議所 総務次長 小山 恵子 氏 ③ 視察評価 管内の市街地の会員に対して「商店街現況調査」を例年1回実施されている。 「魅力ある店づくり支援プロジェクト」は、イオンモール出店等で岡山市街地の商業環境が大きく変わることを想定して、中。小売、サービス店舗の魅力を向上させる目的で設置されたものであるが、専門家の派遣やセミナーの開催等を個店支援として実施している。 「商店街等中心市街地商業活性化研究会」を設立し、①商店街等の「現状・課題」の抽出。②空き店舗対策等 ③各商店街との懇談会 ④商店街活性化への提言等を実施。 「表町商店街の活性化への提言、店舗実態調査を実施し、表町商店街活性化プロジェクト推進協議会を設立して、「魅力的な商店街として活性化するための具体的な対策や整備等の具現化を図るとのこと。 ◎商工会議所会員の原拠調査によって、会員の抱える商売上の不安や模索が浮き彫りにされるようだが、共通なのは個々の商店の専門性を高めることなのか、商店街とした連携の活動によって如何に商店街に誘客する手立てを思考するかである2建ての方法があるように思えた。 やる気のある商店は、アイデアを絞り智恵を生み出す。商才のない商人は他人の模倣を繰り返して少しも勘考をしない。怠け者は挙句の果て業界から淘汰される。生き残りは真剣勝負であることは今も昔も変わりはないと感じる。
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