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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 前市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
寡黙は饒舌に勝るものぞ
驕れる平家は久しからず

 「驕れる平家は久しからず」ではないが、多数の議員を擁立する政府・自民党は高慢ちきになり過ぎて、権勢を欲しい儘とした「ほころび」が出てきたようだ。 堅牢な石垣も一つ石が転げ落ちると、あっけなく石垣は瓦解するものである。

 一国の総理としては、あまりにも多弁過ぎる。歴代の総理のなかで一番の饒舌人に映る。官房長官も出所のはっきりしない個人情報を安易に口にして余りにも節制がない。職務上忠犬であらねばならないことは理解できるが、「虎の威を借りた狐」にしか国民には映らない。永くその地位にあるために「君 君たらずとも 臣 臣たらざる可べからず」の意気込みが最近は失せたようだ。惜しい御仁である。親や祖父の七光りを縁(よすが)にする気風を許さざる自民党であるかと思うとき、残念ながら過去の栄光に陶酔する体質は抜けきっていないようだ。このことが国民の支持を失いかねないかと危惧する。

 我々はそれぞれが様々な生き方をしているが、それなりの「一分」を矜持として生きているものである。文部科学省前次官が「あったものをなかったことにはできない」と発言をしたが、これは文部科学省の最高事務方として職員に公務員としての士気を鼓舞した者としての責任の取り方と私は理解する。これこそが日本人が忘れかけている最も崇高な「一分」であるからである。


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