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佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

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千曲のかなた: 前市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
年の瀬の厄払い
 体が燻製


 最近の暖房器具は、ここ寒冷地信州でも殆どが電気器具がガスか石油であるが、今日はと瀬であるので親しい家にあいさつに伺った。
この家の炬燵は炭炬燵であるが、今日の炬燵はいささか違って、蒲団をめくると炬燵の底からもうもうと煙が立ち込めていた。自家製のけし炭で炭になりきれなかった枝が燻っているのであろう。乾ききった小枝か場合によっては炎をたてえ燃えるのであるが、酸欠状態の炬燵の炉の中では燻りとおしとなる。

 話も終えて帰宅したが、体中が「燻製状態」で。背広もズボンも髪の毛も「煤臭い」のに閉口した。そこで須坂温泉に出向き頭から足先まで丁寧に洗いなおし、衣類も全て着替えてはみても、鼻の穴と言うよりも肺のおくまで入り込んだ「煤くささ」は煙草を吸ったように臭いが断ち切れない。

まぁ!身体を燻製消毒したと思って、気分転換をしている。
     

    年の瀬や 体燻って 厄払い  寿茶
     除夜の鐘 今年も参る 興国寺 寿茶



zyoyanokane

 青春時代寄宿した興国寺の鐘撞堂




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