fc2ブログ
プロフィール

佐藤 壽三郎

Author:佐藤 壽三郎
1947年8月生まれ

趣 味 囲碁・歴史考察・墨書

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

カテゴリ

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック

QRコード

QR

千曲のかなた: 前市議会議員 佐藤壽三郎
「千曲のかなた」の由来は、郷土が全国に誇れる大河 「千曲川」と、千曲川のかなたに連なる信濃五岳、北アルプスや四方の山並を超えて遠望する私のねがいです。  「千曲のかなた」を通じて私は故郷から巣立った青年たちに熱いエールと郷里の情報をおくり続けます。「ふるさとは永久に緑なりき」と・・・
6期も将に一炊の夢の如しかな
 ご支援・ご鞭撻賜る皆様へ

 謹啓 師走の候 ご清祥のことと存じ上げます。
 お陰様で、平成11年2月に行われた市議会議員選挙に初当選以来、連続6期24年間に亘る議員活動に、変わらないご支援とご鞭撻を賜りました事を、心より御礼を申し上げます。

 本来ならば、直々にお伺いをして、私信を述べさせて頂くべきところ、コロナ第8波の状況下においてはそれも憚られます。
 「次期市議会議員選挙で7期を果たされたい」との篤いご支援・要請を受けながらも、ご期待に背くこととなりますが、来年1月に行われる市議会選挙には出馬しないことを決めました。

 幼い時からの政治家になる立志は、市議会議員になって「須坂の遠望」を議員として、様々な場において語る機会を与えて戴きました事で叶えられました。後は、私の遠望に共鳴する若き須坂人に託して、余生を「人生の糊代」として楽しく過ごし度存じます。

 末筆ながら皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。
謹白
令和4年12月28日    
                須坂市議会議員 佐 藤 壽三郎




スポンサーサイト



テーマ:つぶやき - ジャンル:ブログ

市民が温もりを感じる公的な支えであれ
須坂市の医療・福祉施設等について

佐藤壽三郎議員質問: がん治療に伴う脱毛など外見変化に悩む患者ウィッグ(かつら)などを活用する「アピアランス(外見)ケア」への助成については、県内の市町村から要望が県に出された成果として、県は乗り出すようです。市内のがん患者の皆さんへのアピアランスケアの助成について、須坂市の対応策は如何か。

○健康福祉部長: 現在、須坂市では、アピアランスケア助成施策は実施しておりませんが、アピアランスケアは、人と社会をつなぐ支援と考えており、今後、県内の動向を注視し、助成について検討してまいります。

佐藤壽三郎議員質問: 信州大学医学部附属病院は、「包括的てんかん専門医療施設」に県内で初めて認定されました。市内のてんかん患者に対する治療助成について。県内にてんかん患者は、およそ2万人いると推定されています。

 私は医学知識は皆無で、てんかん発作の「原因のメカニズム」が分かりませんでしたが、てんかんは、脳の神経細胞が異常に興奮して発作などを引き起こす病気で、症状を抑える治療として薬の服用や手術をする方法があり、高度な専門性が求められることを知りました。

 本人にとっては、生きる望みや将来の夢を断たれる等、中々治癒しない忌々しい病気でもあります。須坂市民のてんかん患者に対し、力強く生きる希望を持ってもらうためにも、市は真摯に患者に寄り添った、長期にわたる支援の取り組が必要な治療の一つであると思料しますが如何か。

○健康福祉部長: 市民の方から受診や治療についての相談があった時には、必要な治療を選択できるよう、適切な情報を提供し、安心して医療を受けていただけるよう福祉課で支援してまいります。

佐藤壽三郎議員質問: 感染者の全数把握見直しにより、長野県は、コロナ感染者の市町村別人数を発表していたものを、9月27日以降は、詳しい報告の対象外となる人たちの、住所などが把握できなくなったことを理由として、市町村別の感染者数についての発表を取りやめました。
 長野圏域として坂城町から千曲市、須坂市、小布施町、高山村、小川村、飯綱町、そして信濃町と極めて広範囲な市町村を十把一絡げでの新型コロナ感染者の集計発表では、この情報は全く市民の役に立つ情報となっておりません。県政・市政の主権者たる住民を全く蔑にした情報の公表であります。
 市は県に対して、従来どうりの市町村別感染者数の発表を要請すべきと考えるが如何か。

○健康福祉部長:感染者の全数把握の見直しは、医療機関や保健所の業務負担軽減と、医療機関の逼迫を回避するためでありますので、従来どおりの発表を県に要請することは考えておりません。


テーマ:地方自治 - ジャンル:政治・経済

市のブランド化は市民の財産たる
須坂産・ナガノパープルを守る!

 2021年に、ナガノパープルやいちご等のブランド農産品の種苗を海外に不正に持ち出すことを禁じる改正種苗法が施行されました。
 農産品の付加価値や、生産性の向上につながる、新品種を開発した育成者の権利を、保護するための、法律である種苗(しゅびょう)法によれば、新品種を国に登録することで、知的財産権の一つの「育成者権」が付与され、種苗や収穫物などの販売を、独占できるとのことですが、県が開発した高級ブドウ「ナガノパープル」の枝を、無許可で販売したとして、県の許可なく複数の客に剪定 した枝を販売した疑いで摘発されました。

 「ナガノパープル」は、今や須坂市の「ふるさと応援寄付金」の全額のうち、ぶどうが占める割合は84.3%、金額にして18億4,879万円余りの実績を示す、須坂産ブランド農産品であります。言うなれば「須坂の顔」と言えます。
 このナガノパープルが、ありふれたぶどうになることを防止するためにも、今この時点で市を挙げて「須坂産・ナガノパープル」としてブランド化し、品質を守り抜くことが、将来に亘る須坂市の安定した財政確保のためにも、ぶどう生産者のためになると思いますが如何か。



テーマ:地方自治 - ジャンル:政治・経済

議会の討議は価値観の衝突があって然るべきもの
岡信孝画伯からの絵画購入に関わる補正予算案審議について
○令和4年度9月定例会
議案第56号2022年須坂市一般会計補正予算第5号
     補正額 13億2568万8千円

第56号修正案の提案説明ののち一括して質疑、討論ののち
第56号修正案の起立採決を諮ったところ、起立少数。
第56号原案の起立採決を諮ったところ、 起立多数で 原案のとおり可決
     
【佐藤壽三郎議員が原案賛成とした理由】
修正案の要旨は、市が再び岡信孝氏の絵画を600万円もの高値で購入することは、市民の理解を得られないので、絵画代金を減額修正するものであるが・・・

 思うに、市は、岡信孝画伯から絵画を購入されたい申入れに対し、一度は断るも、画伯から再度の購入申入れを受けたが、市は市の単費で購入することは、現下のコロナ禍諸課題等に対応する諸費用の出費を勘案するに購入は難しいと判断して、クラウドファンディングで原資を満たすことを停止条件とし、絵画購入の手法を選択した。

 クラウドファンディングにより、絵画購入額600万円の原資の目途がついたので、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図るために(行政手続法第1条)、教育委員会は文化財取得審査会に、絵画取得に関わる価格を含め諸々の妥当性を諮問した。

 諮問については「岡氏の絵画に限らず、これまでも版画美術館の作品購入等をする場合も、この流れでやっているので特別な手続きではない」と、予算決算特別委員会福祉環境分科会の審査席上で担当職員は説明をしている。

 この文化財取得審査会の会議が、市民に公開されなかったことを、殊更に強調し異議を唱える市民もいるようだが、これは審査会での審査委員の自由な意見を求めるため発言の保障をすべきと、委員会が決したものである以上、況や審査過程の議事録が後日公開されていることを参酌すれば、「行政運営における公正の確保と透明性の向上を図ることを怠った」とは思えない。審査会が非公開であったことを理由に、「審査会の開議の有効性」を問うことは難しい。

 而して、同審査会は市が定める手続きに則り開議され、「購入妥当」の結論を経て教育委員会に答申を為し、これを受けて教育委員会が絵画購入を決定した一連の過程は、将に適正なる手続きを踏まれたものであると思料します。
 依って、佐藤壽三郎議員は原案を支持しました。



テーマ:地方自治 - ジャンル:政治・経済

令和4年9月定例会私の一般質問から(抜粋)
コロナに立ち向かう心意気

○須坂の宝である子どもたちの教育をどう護るか
「人間は、すべからく教育でなせる」と実感する私は、子どもの将来がその生まれ育った環境によって、教育を受ける権利が左右される社会を許してはなりません。コロナ禍の現下の今こそ幼児期から積極的な教育行政の支援が必要であると思います。遠望するに、須坂市は、須坂の人的財産を構築するには、人材育成に財政を注ぐべきと唱えてきましが、この思いは聊かも変わりはありません。

  教職員の過酷な勤務状況の実態と解消策について。
教育長 働き方改革を進めていく必要がある。

  長時間労働に起因する教職員の士気低下は、結果的に教育の質の低下につながると思料するが如何か。
教育長 やりがいをもって意欲的に教科指導に取り組める状態や環境づくりを進めることは、教職員の士気をあげ、教育の質の向上につながると考えます。

○須坂の市民をどう護るか
県内でのコロナ感染での死者が、7月は4人、8月には87人を数えます。報道される症状別では、重症者が減少傾向で、中等症は極稀で・軽症者、症状がない感染者が殆どです。中等症・軽症者・症状がない感染者のうち、高齢者や基礎疾患のある方が、容態の急変により命を落とされる数が増大していると思えてなりません。

  比較的軽症者か症状がない感染者が、死に至る現状増についての所見を。
健康福祉部長 基礎疾患があることが背景にあると考えられます。
そのため、重症化しやすい基礎疾患がある方、高齢の方を守るために・・・
○同居者や身近で接する方に対して、感染リスクが高い場面・場所を避け、最大限慎重な行動をしていただくこと。
○ワクチン接種の積極的な検討を呼び掛けております。

○安定した須坂市の財政運営を叶えるために
ことしの善光寺の御開帳は4月3日から6月29日まで行われ、善光寺事務局によりますと、前回・7年前の707万人のおよそ9割にあたる636万人が参拝したとのことです。

長野経済研究所が調査した、今回の御開帳の経済効果についての発表によると、宿泊や飲食などの経済波及効果は1095億円余りで、前回の御開帳と比べると4%ほど少なくなっているが、実施期間が通常より1か月、長かったことなどから落ち込みが少なかったとあります。
御開帳期間中は幸いに、新型コロナの感染状況が落ち着いていたことなどから、県外からの宿泊者の割合が多くなったとの分析です。

  善光寺御開帳によって、須坂市は宿泊・飲食や農産物を含めた土産等の売り上げにどの位恩恵を受けたのか。
産業振興部長 市観光協会によると、善光寺御開帳後に須坂市を訪れた方は、宿泊施設では特に6月において宿泊者、お土産品の売上が増加したとのこと。
善光寺御開帳奉賛会の委託を受けた長野経済研究所のアンケート調査では、参拝者の周遊先は、「戸隠・鬼無里」、「松本」に次いで「須坂・小布施」地域となっております。

○第1次産業・農業の殖産が須坂を潤す
国の経済の根幹を支える産業は数多ありますが、国民の食糧の保持、即ち生命維持に関わる産業として、第1次産業である農業だと私は常々思っております。将に基幹産業であります。

 「信州須坂ふるさと応援寄附金」は、極めて好調であり受入額で県内市町村のなかで2位、過去最高の約23億円とのことであります。ご寄付を戴いた全国のこよなく須坂を愛されるご寄付者の皆様に感謝を申し上げると共に、「信州須坂ふるさと応援寄附金」に携わっている市職員、ふるさと応援寄附金に関わる関連企業の皆様には、ご苦労様と申し上げます。

 「ふるさと応援寄附」をされた皆さんは、当然返礼品として須坂産果樹を望まれての寄付であると拝察されます。寄付額約23億円の内、返礼品として農家の皆さんにどの位の金額が充てられた、このことによって、農家の皆さんの生産意欲の向上はより図られると期待されるからです。

問  須坂市における農産物の年間総販売額はどの位あるのか。
産業振興部長 須坂市の農業産出額(推定値)は、104億2千万円で、果樹は94億3千万円で全体の90.5%を占めております。

  令和3年度における「ふるさと応援寄附金」に係る「返礼品」として、農産物関係が占めた割合と金額換算ではどの位でしたか。
産業振興部長 2021年度の企業版を除く「ふるさと応援寄付金」の総額は23億7,141万円余で、返礼品として農産物が選ばれた割合(応援寄附金総額に占める割合)は(加工品を除く)約92.6%、金額にして21億9,797万円余です。このうち果物類が21億9,231万円余で、野菜類(ほとんどがアスパラ)が565万円余です。   
果物類の主な内訳は、ぶどうが84.3%で18億4,879万円余、りんごが4.8%で1億433万円余、桃が2.4%で5,192万円余、その他が8.6%で1億8,726万円余でした。






テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済